先ず始まった小さな3Dキャンバスの油彩。

2021年12月26日(日曜日)

来年を云々すると鬼が笑うと言われます。
鬼に叱られるより笑われる方が良い、という解釈も出来るかもしれません。それで言わせて頂くと、来年秋、恐らく9月~11月の間、樹下美術館で拙い私の作品展をするつもりで仕度を始めているところです。

10×10×3,5×3,7センチの3Dの小さなキャンバスから手を付けていて、今まで3種類の椿の下絵を描きました。正面のほか上下左右の5面を使うことになりますので花を中心に置き葉を脇の4面に散らす構図になります。

今回はサムホール用に描いたヤブツバキの下花を用いました。

 

3D用に下絵を展開させます。
脇の部分にも葉が来て全体も収まり良いように変えます。
決まったら輪郭線をトレーシングペーパーに写し取ります。

 

キャンバスです。
多少細密的に描きたいのでジェッソを塗り、
三種のサンドペーパーを掛けて表面を滑らかにしています。

 

下絵をキャンバスに転写するためチャコペーパーを置きます。

 

上にトレーシングペパーの輪郭線を乗せテープで要所を止め、
ボールペンで輪郭線を強くなぞります。

 

チャコで写した線を鉛筆でなぞります。
写真では4個のキャンバスに転写しています。
一部葉の位置を変えました。

 

現在以下の2種の椿についても同様の作業を終え、おつゆ描きと称する下地を塗り上げたところです。

 

ヤブツバキ

 

西王母

西王母の下地塗りです。
果たしてこの色で良いのか否か分かりませんが、
素人の私の場合とにかくやってみるしかないのです。

30個の下地塗り後乾かしています。
時間が許せばもう20個は足したいところです。

二種の椿は3Dより大きなサムホールサイズ(227×158㎜:はがき2枚少々のサイズ)のキャンバスにも描く予定です。最大10号の風景と静物も一応想定しています(果たして出来るのか未定ですが)。

前回2014年、遊心堂さんの作品展で描いた3D作品を20個、サムホール15枚ほどの油彩を展示販売しました所幸運にも完売しました。私の場合作品は販売し、少しでも美術館の運営を助けたい目的がありますので、買って頂けるよう真剣に取り組まなければなりません。

前回の準備期間はわずか6ヶ月でした。この度は10ヶ月を見ることが出来、少々早めに手を付けられて良かったと思っているところです。

ところで今夏、丈夫と自負していた自分でしたが、突然心筋梗塞に襲われました。来年早々に3回目のコロナワクチンが始まります。絵の制作は十分ペース配分を考慮して取り組みたいと考えている次第です。

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