雑木林の空き地はあるご夫婦の畑跡 白鳥たちは温かすぎる気温に困っているのでは。

2021年11月21日(日曜日)

例年ならば時雨れたりアラレが降ってもおかしくない今ごろ。
本日も温かく穏やかな日和だった。髙田で最高気温が17度の模様。
暖かさ続きは有り難いが少々不気味でもある。空の不順は仕方がないが、この先昨冬のようなドカ雪だけは避けてもらいたい。

そんな日曜日、午前は部屋の掃除や片付けをして午後は美術館の後、大潟区の「鵜の池」へ出かけた。周辺の鳥を見るためだった。

 

途中雑木林の空き地にびっしりとセイタカアワダチソウ。
草の背丈はまだ低く、眺めは清々していた。

ここはある年配のご夫婦の畑跡で、お二人は自宅から1,5キロほどのこの場所へ自転車やリアカーで通って来られた。畑を止められて10年は経ち、お二人とも数年前に亡くなられた。冬に草が枯れ、春は周囲の雑木林に小鳥たちの声がこだまする。

以下は鵜の池で、過日の朝日池のすぐ西隣。北側は県立大潟水と森公園になっている。

 

本日はざっと見周辺の田に白鳥の姿は無く、鵜の池の遠くにひとグループがいた。

 

午後2時半ころ、突然白鳥(コハクチョウ)たちが次々に降りて来て群に加わった。

 

 

 

コウコウと頭上で鳴き、降りるとまたコウコウと鳴く。
「コウコウ」は「幸幸」と聞こえ、大勢で鳴くと遠くまで良く声が届く。
15羽ほどだった群は最後には150羽ほどになった。

以下は鷺です。

 

 

 

鷺は警戒心の強い鳥ですが、じっとしていると近くへ来ることがあり、優雅な姿が見られました。

ところで今年の白鳥のことです。
例年なら日中は夕方暗くなるまで田んぼで食餌をします。それが過日の朝日池および本日の鵜の池、ともに昼から池に居たり、早々と池に戻るなどをしていました。

今年のように昼間から池で白鳥を目にするのをとても奇妙に感じました。
もしかしたら今秋は温か過ぎ、田んぼの冬鳥は長く体が持たないのかも知れません。それで早目に池に戻り、温まった体温を冷やすのではないか、と考えてみた次第ですが、いかがでしょうか。

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