1947年生まれの辻村氏は油絵画家を志し、ある日見た井戸茶碗に魅了されて陶芸の道に入り、師を持たずに禅門に入るなど求道的に歩まれている。
仕事場は山中深く切り開き、自作で工房、窯と住居を建て、井戸も掘ったという。
作品の販売は露天から始めている。30才で初個展をすると次第に内外で好評を博し、メトロポリタン美術館はじめボストン美術館など世界の美術館で収蔵され、ベネチア ビエンナーレ アルテンポ館で招待展示もされた。
作品はロバート・デニーロなど多くの海外の著名人にも愛されているらしい。
番組で、
“作品を如何に作るかではなく 如何に生きるかである”。
と述べ、
苦境については、
“嘆くのにも、前に進むのにもエネルギーが要る。同じなら進む方にエネルギーを注ぎたい”
という主旨を口にされた。
理想に執念を燃やし苦闘する人に相応しい言葉だと思った。
という主旨を口にされた。
理想に執念を燃やし苦闘する人に相応しい言葉だと思った。
以下は樹下美術館で所蔵する作品です。