2021年2月27日

初めてタブレットを手にした 高齢者の新規挑戦と過去伸長。

2021年2月27日(土曜日)

私の仕事もコロナに関係して会議や講演会が縮小されている。
そもそも近時、それらとは縁遠くなっていたが、コロナの状況だけには何とか追いついて行かなければならない。それで次々に届くデータや報告書あるいは案内などを息切れしながら何とか読んでいる。

そんな折、とうとうリモートによる重要な説明会が予定され、そのための仕度をしなければならなくなった。自分の末端はデスクトップとかんたんスマホなのでカメラとマイクが必要である。
そこで長くお世話になっている(株)信越情報のK氏に相談した。
色々考えて下さった結果、タブレットを提案された。決まったのが64GB、10,9インチのiPad Air(第4世代)だった。本日K氏によって実物が届き、恥ずかしいくらい格好いいインカムや指触りの良いキーボードを付けてもらい、恐る恐るズームのテストも終わった。

ところで長年、美術館の収蔵作品や撮った写真などを即座に人様にお見せする必要を感じていた。それらは何とか口で説明することも出来たが全く不十分だった。これを機会に今後タブレットで大きく示すことができ、今更ながら仕事に励みが生まれることになった。

 

これに簡単スマホを加えてどうにか今様の三種の神器が揃った。

本日のように新しい機械の操作を教えてもらう場合、聞いている時は何となく出来るが、一人になって色々やってみると上手く行かない。
要点をノートに取っていたはずなのにそれが役立たず、そもそも肝心なことはノートにも取っていない。今後これまで同様、つかえた所を試行錯誤とご教示のお願いをしながら、素晴らしいマシーンをちゃんと使えるようにしたい。

ところで、年して新しいことを始める場合、掛ける時間の割りに思ったように能率が上がらない。比べて、以前身につけた事ならさほどもたつかずに出来る。
それで言うとよほど必要があれば別だが、残り少なくなる人生では、これまでやって来た事を伸ばす、あるいは磨くことを選ぶ方が こと創造的な面に関しては、成果が上がるように思われる。

万事おくてで、追いつけないことばかりの中、少なくともタブレットとリモートの基本だけは身につけて仕事に生かせればと、心底願った土曜日でした。

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