長い正月休み 母校の奮闘 コロナは真の安全保障 絵を描いてみた 来年に個展?

2021年1月4日(月曜日)

終日雨降りだった正月4日。このままなら昨日積もった雪は半分以下、おそらく20センチほどまで減るのではと、予想している。
雨降りで外出ままならぬ本日は終日家にいた。

皆様に我が儘を言ってとても心苦しいが、明日5日まで正月休みにさせて頂いている。今の所二件の電話相談がありお一人にお薬をお出ししただけで推移している。

夜のニュースで母校の大学病院が、新型コロナウイルスナの対応で忙殺される様子が放映された。心づくしのおせちが配膳される場面があり、見ていて涙がこぼれそうになった。田舎で正月休みなどと言っている自分が恥ずかしくなった。

命がけで不眠不休の現場を維持する人がいる一方、不要不急の歓楽に勤しむ人もいる。
とりわけ前者の現実はまさに戦時下の前線に値する。
二年目に入ろうとする世界は、異次元の第三次大戦を戦っているのではないのだろうか。
国には真の安全保障と捉え、ピンとこないメッセージなどは止め、全てにわたり先回りをして真剣に手厚く、手厚く対応してもらいたい。

さて本日7年ぶりに絵を描いた。絵といっても下絵のレベルだった。

①大潟区土底浜の屋敷跡公園で野菊が沢山咲いている場所。
道に人物を二人描き、土手の左部分を高かくするなど、構図を直すつもり。

 

 

 ②椿。手前の葉をもっと工夫しなければならない。

 

③春の水田。
家と木立の部分をもっと左に寄せ、道の遠近法を工夫しなければならない。
水平線の高さが画面の丁度半分位置なのも気になる。
(上か下か難しいところだが上にするのが正解か)

恥ずかしながら2002年以来これまで新潟市で二度、髙田で二度、拙植物画の個展をした。いずれも勧められた上だったが、三回は会場費を払い、売れた作品にマージンが掛けられた。
「せっかく自分の美術館があるのだから、そこでやれば」とずっとスタッフや知人に言われた。

ひたすら試行錯誤を繰り返すだけの絵。本日たまたま下絵を描いてみたところ、まだ描けるのかと思った。風景は初めてであり、苦労はするだろうが何とか楽しめそうでもあった。
本日の分を含め、今年中に10数点のモチーフを決め、全て油彩で描いてみようと思った。

来年80才になる。
なんとも哀れなことであるが、記念にささやかな自らの美術館で拙絵と写真の展覧会が出来るならば、と望みを託すことにした。
手持ちの50点ほどの花に、本日描いたような物を足して実現出来れば幸運だと思う。
長い正月休みのお蔭で生まれた希望に有り難みを禁じ得ない。

何もかも綱渡りであるので、また健康に気を付けなければならなくなった。

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