2020年11月2日

大潟水と森公園のリンドウ (農)大潟ナショナルカントリー周辺のスズメの群。

2020年11月2日(月曜日)

昨日日曜日は新潟県立大潟水と森公園へ行った。前日の頸城区大池いこいの森のビオトープと同じく、リンドウが見られればと思って出かけた。

何度も訪れている公園だがリンドウを見た事が無かった。それが今春歴史ゾーンで一株見つけたので、咲いているのではと出かけた次第。

 

園内歴史ゾーンの古墳への道。
花は写真の道の右側で、少し入った草地で見られた。

一本でもと期待したところ、歴史ゾーンの園路に沿って西側の草地でかなり沢山花が見られた。
リンドウはしばしば茎の長さが数十センチ、あるいはそれ以上のものも見る。しかし公園のは背丈が低く、花数も一輪が多く、まことに楚々とした印象だった。
これらは多分夏草刈りのせいではないかと考えられる。刈ることで姿が小振りになったり、丈夫に育つなどの効果がある。

 

 

 

 

他に替えがたい美しい色をしているリンドウ。

一本どころか沢山あり嬉しかった。
自生していたものが手入れによって増えているに違い無い。同園の秋の楽しみになった。

 

さて公園の帰路大潟区潟田でスズメの群を見た。路上や脇に沢山いて、車で通過すると一斉に飛び立った。撮りやすい所へ、そーっと引き返し窓を開け車内からファインダーを覗いた。

 

 

 

 

9月のころに見ていた数十羽の群とは格段に数が違う。

 

 

 

 

茶とベージュと黒がシックなスズメ。
私の友人でお洒落な男がいるが、およそこのような色使いを好んでいる。

 

群は、車が来るたび近くの電線や屋根に飛び立ち、とても忙しい。
群はタカなど猛禽の襲撃に備え、
そばに樹木や建物など、
飛んで逃れるものがあるところで主に食餌するという。

場所は農業組合法人ナショナルカントリーの事務所と作業場の付近。
落ち穂があるのか、うってつけの場所に大きな群で来ていた。
最近見た群の中でもっとも数が多いかも知れない。

数で思い当たるとすれば、昨冬の暖かさだ。
先日書いたように北国のスズメは厳しさにより、ひと冬で数多くが失われるという。
その点、温暖で極端に雪が少なかった昨冬は、スズメにとって大変大きな恩恵だったはず。
例年よりも多くが冬を越えたとすると、今年の繁殖数も通常以上だったと考えられる。

数が減り続けていると言われているスズメ。
稲作の食害は負、害虫捕食は益と、農業と微妙な関係にある。
だが減り続けるだけでは余りに淋しい。昨年の暖冬を機に少しでも勢いを盛り返してくれればと思う。

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