2020年8月3日

「Luna Rossa・赤い月」、「The Moon Was Yellow」 人間だけが忙しく変わる。

2020年8月3日(月曜日)

偶々窓を開けると、溶け出しそうな赤い月が見えた。明日が満月というが今夕すでにまん丸に見えた。

カメラ、カメラと、もたついている間に次第に黄色になってきた。
コロナの夏から秋へ、せめて良い月に恵まれますように。

 

ピントが合っていないのか、月が赤すぎるのか、よく分かりませんでした。

 

 

 


リュシェンヌ・ドリールのシャンソン「ルナ・ロッサ」
赤い月を夜の女王と呼び、その夜の出来事を歌う。

 


かってここで取り上げたエセル・エニスの「The Moon Was Yellow」
黄色の月の夜に、始まったばかりの恋の行方を歌っている。

お月さんの年を尋ねて歌っていたあどけない子どもが、10年経つと月夜の恋を歌う。
その間、月は一向に変わらない。
月にしてみれば〝人間はなんて忙しいんだ〟と思っていることだろう。

午後遅く、ほんのいっとき車の窓を雨が塗らした。空のどこかで梅雨の「つ」の字が未練を残しているらしい。

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