コロナの「うーん」、二つの態度、スパコンなら何と答える、男性的?母性的?。 

2020年8月8日(土曜日)

新型コロナウイルスの今後を占う夏休み、わけてもお盆に入る。
近時、「うーん」と唸らされる話が多い。
①「夫の三回忌で神奈川の家族が来る。帰った後、二週間は家に籠もります」と泣ききそうな表情で話をされたおばあさん。
②「うがい薬を下さい」と、切なそうに言った若い男性。
③「公園に月1回元気な高齢者が20人ほど集まり2,3曲歌も歌う。その場合マスクは必要ですか」というボランティアの責任者。

①は今更止められないということで、うーん、しかなかった。
②薬局から電話があり、品物が無いと言うことで決着した。
③「人数が多いので、念のためマスクをしては」と伝え、「後々の思い出にしましょう」と付け加えた。

強気と慎重。当初から新型コロナウイルスには二通りの態度がある。
強気の代表は政府であり、医療関係者はおしなべて後者になる。
後者については、「様子を見ることで手遅れになる」ことを避けようとする職業上の態度のため、良く理解出来る。
だが今まだ「様子をみる」ことを軸足とする政府が良く分からない。

最近になって、もしかしたら政府はスーパーコンピュータ「富岳」を駆使し、判断しているのか?とも考えるようになった。
自粛と緩和、検査と結果、年令、症度、地域性、季節要因、基礎疾患、体格、ウイルスの諸要素、業種、就業形態、地域性、対応と結果、経済諸指標、税収、予算、国外データ、そのほか考えられる全ての要素を富岳に掛け、コロナ対策の費用対効果を探っているのだろうか。
未経験な出来事が始まって半年余、毎秒100京を演算する富岳は、コロナについてどんな応答が可能なのだろう。

いずれにしても2,3週間すれば、現在の動静に対して最初の答えが出始める。
最近こんなことも考えた。
〝強気の人は男性的であろうとし、慎重な人は母性に立とうとする〟
と。

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