アイスの法則? 認知症本人と介護者の間で。

2020年8月28日(金曜日)

熱いだけならクーラーの効いた部屋にいれば良いのでしょう。
しかしながら雑草取りや水まき、時には植えつけで少なくとも一日1時間は庭に出まので汗をかきます。

砂丘地の樹下美術館の8月は夏枯れして花は少なく、もっぱら緑陰の庭の止む無しです。
それにしても愛想がありませんので、昨日洋もののケイトウを購入し植え付けました。
如何にも頑張りそうなこの花は一年草でしたので、水やりを欠かさなければ案外長く咲いてくれるものと期待しているところです。
明日写真をのせてみたいと考えています。

ほかに本日の外出では、一件だけ在宅まわりがありました。
認知症につきものの親子喧嘩は、どちらが認知症なのか、往々分からない場面に遭遇します。
自分は悪くないと言い張る親、なんとかしてやりたいあまりに愚痴る介護者。
扇風機やクーラーの音の部屋で、私たちは出来るだけ落ち着いて、双方に同じように理解を示さなければなりません。
うなずいたり確かめたりしながら、両方の話しをちゃんと聴くのです。
そして、完璧でなくていい、中心目標を示し、大きく外れていなければ良いですよ、と言うのです。

 

そんな暑い日の昼休み、庭仕事の後スタッフがアイスがあります、といってチョコレートのものと写真のキャンデー風のものを出してくれました。
チョコレートは大きく、熱量は300kcalもありました。写真はおよそその半分でしたが、案外ハイカロリーなのですね。

バー付きのアイスで思い出したのは、食べ終わる頃になると、手前の裏側に少し残ったものがポトリと落ちてしまうことでした。必死になってバーにくっついていたのが、最後力尽きて、口に入れる前にポトリ、さよなら、残念、という終わり方が蘇りました。
本日は最後に横からパクッと吸い取るようにして全て食べることができました。

あどけないことを書きまして申し分けありませんでした。
連日風情のない、ただ熱いだけの暑さです。
どうか用心をしてお過ごしください、私もそういたします。

2020年8月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

▲ このページのTOPへ