しゃんとしている今年のテッポウユリ。

2020年7月9日(木曜日)

毎年テッポウユリは梅雨のまっ最中に満開を迎える。
咲いたままひどく雨に降られると、早くしおれたり、脱色してガラスのようになってしまう。その点今年は雨に当たっているものの、しゃんとしていて驚いている。

例年の今ごろはお客様が減り、せっかくの美しい百合を見る人が少いので、花は可哀想だな、と思っていた。
ところが今年は皆様に多めに来て頂き、しかも庭をご覧になる方が多く、百合にも満足気な表情がうかがえる。

ところで花全体に言えることだが、夕暮れ時になると、彼や彼女たちは一段と穏やかな雰囲気を漂わす。
昨日は昼間の写真でしたが、本日は午後7時近くの花を撮ってみました。

美術館が陽当たり側なので、およそそちらを向いているのもけなげだ。

 

カシワバアジサイと隣同士↑

アマガエルも。

 

例年賑やかにおしゃべりをしている風に見えるのに、今年はみな静かな印象なのが不思議。
新鮮な感じは、宝塚の卒業生か、舞妓さんから芸妓さんになったばかりの女性達のようだ。

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