2020年6月29日

拙自作絵本「森のトマト畑」を美術館で販売しています。

2020年6月29日(月曜日)

37年前、子供達のために自画自作しました粗末な絵本「森のトマト畑」。

今春、以下のように当ブログで紹介させていただきました。
トマト畑その1
トマト畑その2

1983年当時、文は原稿用紙に書いたものをそのままコピーし、そこにコピーした絵を挟んでホッチキスで留めました。
今春、小学校に上がる孫のためにパソコンで文を活字にしたものを作り、周囲にも数作差し上げました。
すると少々の好評を頂戴しましたので、新たにこしらえ、樹下美術館で販売してみましたところ、ぽつぽつと出るようになりました。

その後手書きだった表紙題字を活字にしたり、横位置の絵はその下に文を載せるなど体裁を変え、しばらくこの形でお出ししてみようと考えていますので本日紹介させて頂きました。

 

昔ながらの手書きの題字による表紙。

 

 

それを冊子に。

 

 

その後題字を活字するなど手直し。

 

これを増刷。

 

以下のように横位置の絵は小さくして下に文を付け、縦位置のものは一枚そのまま挟みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〝森の空き地に夢にまで見たトマトがなっている。集まった動物たちの喜んだこと。
美味しいまっ赤な実は、それが太陽であろうと、野菜であろうと、もうどちらでも良かったのです。
幸福な動物たちを見て、カラスは安心して村へと帰りました〟

 

このたびは以下のあとがきと奥付を付けました。

あとがき
この冊子は昭和五十八年(一九八三年)ころに作り、こどもたちや知人に差し上げました。このたび絵はそのままに、文を少し手直し致しました。まことに拙く、申し分けありません。
著者

小さな奥付

ホッチキスで留め、製本テープで背当てをした24ページの冊子。
文・絵とも家庭用コピー機で刷っていますので特に絵はコストが掛かってしまいます。
申し分けありませんが、一冊700円(税込み)にさせて頂いています。

宜しければご来館の際に、お手に取ってみていただければ有り難く思います。

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