本の展示用品 梅雨入り。

2020年6月11日(木曜日)

今年1年の倉石隆の絵画展示は「細長い絵と挿絵・表紙」です。
細長い絵は5点で、挿絵・表紙の本は21冊をお出ししています。

本は展示のほか資料として出すことがあり、かって挿絵原画展をしました時に7,8冊の展示をしました。このたびは21点ですから,スペースとして精一杯でした。
表紙だけ見せることが多い本の展示。
しかし中をお見せするのが、本のイメージが伝わりやすいと考え、開く方法で行ってきました。

このたびは数が多かったので、以前に使ったブックスタンドに加え、ネットで求めたアクリル製品を用い、以下のように展示をしていますので、載せてみました。

 

台の左右に可動する小さな支えが付いている。角度は後ろのスタンドを調整する。

 

 

後ろから見ています。厚い広辞苑を展示することも出来るそうです。

 

両脇から支える品物。

 

裏にはプラスチック板が十字にあしらわれ、台と背の働きをしている。
左右の留め具は金属棒で幅を調節するようになっている。

 

最もシンプルなアクリルの角棒によるペーパーウエイト。
簡単に開く本はこれで十分。

 

今回特に重宝した本の形をしたアクリル製品。

 

開いた本に載せるだけ。小型の本には大変便利だった。

このたび本の展示で困った事があった。
お客様から、ほかのページも見ていいか、という質問があったという。普通であれば、もちろんいいですよ、とお答えするところである。しかし、念のためコロナへの対応で、申し分けありませんが、展示をご覧になるだけに、とお返事したという。図書の閲覧といい、このような方面はどのように推移するのだろう。

 

さて本日は雨、梅雨に入ったらしい。涼しくしとしとと降った。

 

午後の駐車場の様子。

雨を待っていた庭。

 

以下は大潟区潟町の仕事場で咲いていた本日のバラ。

 

突然のレンズに薔薇の慌てたり

さすが6月の梅雨は静かです。
雨に洗われ、あたりは落ち着いた眺めになっていました。しずくで花はうつむいていましたが良い風情でした。

本日雨中のお客様、ご来館有り難うございました。

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