秋の庭に昆虫と鳥。

2019年10月31日(木曜日)

何かとぱっとしないお天気の昨今、本日はさわやかに晴れた。
澄んだ空に真綿をちぎったような雲が浮かび、美術館の庭に赤とんぼが行き交った。

 

 

 

昼過ぎお客様と話をしていると、窓際の女性から、あら!という声。
大きなカマキリが窓ガラスに止まっている。
右下の茶色の塊(矢印)に興味を持ったらしい。

 

お腹が大きく、卵を抱いているようだ。
目指した物は食べものではなく、間もなく去った。
お腹を空かした雌は忙しい。

そうするうち、正面の庭灯りの上に鳥が来た。

 

ショウビタキのオス。
綺麗な鳥にもかかわらず雀などより人との距離が近い。

 

秋晴れを惜しむトンボ。
実は秋晴れを惜しんでいるのは私で、
トンボは無心に温まっているだけなのであろう。

雲、鳥たち、夕暮れ、本や音楽そして美術館。日は短くなったが秋ならでの良い季節になった。

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