2019年7月5日

秋のイベントのお知らせその2「秋の美術館ジャズはジプシー・スウィング」

2019年7月5日(金曜日)

本日は秋のイベントのお知らせその2です。
樹下美術館では今秋10月5日(土曜日)に初めてジャズの演奏会を行います。
1910年ベルギー生まれのロマあるいはマヌーシュと呼ばれるジプシー出身のギターリスト、ジャンゴ・ラインハルト。
彼は左手の不自由を克服し、ジプシ・ースピリットあふれるスウィング・ジャズを確立しました。

特に1934年にヴァイオリニストのステファン・グラッペリと共に結成した「フランス・ホット・クラブ5重奏団」は好評を博し数々の名演を残しました。鬼才ジャンゴは新たなジャズギターの道を開き、世界に影響を及ぼし、アメリカの大御所たちとも共演を果たし、敬愛されました。
45才で亡くなりますが、ジョン・ルイスによって名曲「ジャンゴ」が捧げられ、後に生涯は映画にもなりました。

 

コンサートの案内DMから

【演奏会の詳細

場所:樹下美術館 〒949-3103新潟県上越市大潟区潟町253番地1
電話025-530-4155
日時:10月5日(土曜日) 午後3時開場 午後3時30分開演
出演バンド:じゃんごっこ(ジャンゴ&ステファントリビュート)
入場料:大人お一人2000円
※参加ご希望の方は予め上記お電話にお申し込みください。
会費は当日の窓口でお願い致します。

 

以下YouTubeの動画からジャンゴ、ステファンらフランスホットクラブ5重奏団の演奏です。

 


ジャンゴの代表曲の一つ「マイナー・スウィング」。1937年。
ステファンのヴァイオリンが熱を帯びると「カム・オン!」などと声を掛けているのはジャンゴ?

 


「J’attendrai(ジャッタンドレ:待ちましょう)」を演奏する実写のフランス・ホット・クラブ。1945年。
ジャンゴに次いでステファンが弾き始めると、カードをしていたメンバー達が加わる。
18才の日、ジプシーの旅芸人一座が乗るワゴン(幌馬車)が出火し、ジャンゴは重症を負う。その時の後遺症で左手第4,5指が不自由なのが分かる。熱意と研究、そして努力によって大道芸だったフランスのジャズを舞台芸術にまで高めたジャンゴの功績は貴い。

秋の午後の美術館で、郷愁とエスプリが漂う、スウィンギーなジャズサウンドをご堪能下さい。
どんな音が鳴るか、最初の1音から楽しみです。

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