ジャガイモとジャガイモさんの歌 芝の施肥と今夕の空。

2019年7月13日(土曜日)

このところ食卓にジャガイモが乗ることが多い。

近隣では春一番の本格的な畑仕事はジャガイモの植え付けから始まる。
種イモの芽を掻き取って揃えたりイモを割って調整、一方畑に石灰をまき、うねをこしらえて準備する。
次いで「植える」「置く」「入れる」など色々な言い方で種イモの植え付けを行う。
80才を越えてもうね作りや収穫で鍬を振るう方達がいて、ジャガイモは畑の一大イベントだ。

湿り気と高温に弱いジャガイモ。
心配しいしい畑を覗き、植え付けておよそ100日の目処で収穫の時期を迎える。
梅雨前にはさっさと、収穫を済ませたい。
それが、今年6月に入ると、患者さん達は「木(茎)が枯れてしまった」、「花が付かない」、「実が小さそう」と、不作の兆しを嘆く声でほぼ一色になった。4,5月のお天気が良すぎて夏日などという異常高温に見舞われたのが響いたという。
小さいだけならまだしも、ことごとく木(茎)を抜いて諦めたという人もいた。
それでも用途が多く美味しいジャガイモ作りは人気だ。不調だった今年、今から来年の秘策を練っている人も沢山いるのではないだろうか。

 

昨日の昼食に食べたジャガイモが入った煮物。

ところで淡い記憶によれば、小学校低学年の学芸会のような催しで、「じゃがいもさん」という歌のレコードでダンスを踊った(踊らされた)ことがある。
大勢で踊ったのか一人だったかはっきりしない。
“じゃがいもさん、タララ、ジじゃがいもさん、ありがとう”というコーラスで終わる童謡?だった。
それが家の評判になり、
叔母達が家に来るたびに、じゃがいもさん、じゃがいもさん、ほらほら踊りなさい、と催促された。
右足を斜めに出してかかとを付き、首をかしげ、両手の人差し指をほっぺに付ける、、、。
とにかくイヤで、長年じゃがいもさんの歌は忘れたようになっていたが、このたびふと思い出した。何でも載っているYouTubeで探してみたが見つからず、それはそれで少々残念だった。
ひもじさひとしおの戦後時代、ジャガイモはさん付けしたくなるほど愛おしく貴重だったのであろう(今でも大変美味しいが)。

さて先日芝刈りをしてもらったので、本日肥料を撒いた。これまで年末に一度撒いていたのを今年から頻回に変え、今シーズンはこれで三回目だった。下向きで行っているうち、暗くなり、雨雲に気がついたので写真を撮り、少ししてまた見上げると今度は赤く染まっていた。

18:51の北の空。

 

19:12の東の空は何とも良い色に変わった。

 

19:13の西の空。

夕焼け雲と夕暮れ電車のオレンジ色の窓明かり。
ほくほく線電車を撮りに行けば良かったかな、かなり残念だった。
日中飛行機雲が華やかに沢山見える日は美しい夕焼け雲をみることが多い。
本日はそんな日だった。

施肥のあと気持ちばかりの撒水をしたが、夜になってしっかり降りはじめたので芝はさらに生き生きするだろう。

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