麗しい6月の大気。

2019年6月11日(火曜日)

6月の晴れ間は雲白く風おだやかで陽光は澄んでいる。そんな麗しい大気をいっぱいに吸い込み、草木に力がこもる。
私は昔から6月が好きで、2007年、樹下美術館も6月に開館するように進めた。

このところ、一時暑かった気温が落ち着き、上がっても20度そこそこ。一度仕舞った長袖を出して着ている。
そんな外出日和の昼に車椅子のお年寄りが家族に添われてカフェに来られ、一方気持ちの良いデッキのベンチでは不自由をお持ちのお子さんたちが、添われてジュースを飲んで過ごされた。

庭に出ていいですか、と訊かれることがますます多くなり、とても嬉しい。

 

緑の庭に掘川紀夫さんの軽やかなテンセグリティが楽しい。

 

花たちは美しいのに慎ましく、本当に利口だと思う。

 

近くの潟川で、最近珍しくなったヘラブナ釣りをする人。

 

釣り人の頭上をトンビが大きく輪を描いていく。

 

夕食後に出向いた土底浜の海岸。

 

アザミも暮れる陽を見送っていた。

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