始まった梅雨空の下、蓄音機レコードを聴いた日、樹下美術館は夏の庭へ。

2019年6月8日(土曜日)

昨日は雨がしっかり降り、本日は少々肌寒い曇り日。
随分早いが、すでに梅雨入りが報じられている。これで雨を欲しがっていた田畑と庭は落ち着きを取り戻せるに違い無い。

そんな梅雨空の館内カフェで愛好のお客様とSPレコードを掛けた。
SPを聴かれるクラシックファンの人達はとても耳が良く、音楽に精通されるのでお話を聞くのも楽しい。

 

ご持参のイタリアの女流ヴァイオリニスト・エリカ・モリーニと巨匠ヨーゼフ・シゲティのヴァイオリン曲、カルーソの歌などが掛けられ、小生はエレナ・ゲルハルトの歌を掛けた。
待っているのは未来だけではない。過去もまた麗しい翼をを広げて待っている。6,70年年はさかのぼる音楽とその再生は、ほっとした豊かな時間を約束してくれる。

 

来館されていたお客様にも一緒に聴いて頂き、有り難うございました。
陶芸展示室のテーブルでは数人の方が資料を並べて会議をされました。
来週も来られて続きをされるそう、お待ちいたしています。

 

庭は夏向きに衣装替えを始めた。
ヤマボウシ、ツユクサ、ホタルブクロ、キョウガノコ、アスチルベが咲き、額アジサイが色づき、イトススキとトクサが涼しそうに立ち上がってきました。梅雨とはいえ夏の庭は楽しみの一つです。

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