堀川さんのテンセグリティが初めて芝生に現れた。

2018年7月6日(金曜日)

西日本各地が豪雨被害に遭っている。九州と京都の様子がク
ローズアップされ、いずれも春に旅行した所で切ない。
佐賀県は母の実家があり、佐世保は私が満州から引き揚げた
港でもある。

梅雨前線は私たちの所にまで掛かり、かつ日本海沖に低気圧
が発生したというので当地も油断がならない。

そんな日の昼、今月27日から始まる「堀川紀夫展 夏庭のテ
ンセグリティ」の出品者であるご本人が来館された。
館内に展示される中型といえばいいのか、これまでよりも大
きめの作品を持参され設置してみた。

 

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館内正面に飾られた作品。動きがあり堂々として華やか。
展示中の焼き物がモダンに見えテンセグリティは格調を現した。
作品独自の魅力と共に、思いもよらないコラボレーションも始
まろうとしている。

この度は庭の展示に向けて棒材(ストラット)としてアルミパ
イプが採用されていた。

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初めて芝生に設置してみたアルミパイプ4本の作品。アンカー
(支え)として一本の鉄芯が打たれ、一本のパイプが差し込ま
れ全体を支えている。他の3本は対応するヒモの強い張力によ
って中空にある。

 

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三本アルミの作品を設置する堀川さん。

本日の2点くらいでは庭はびくともしていない。最大3メート
ルになろうという作品も用意されているらしい。形状とともに
どんな色彩が施され、どこに設置されるのかとても楽しみだ。

お茶を飲みながらの話は何かと勉強になり、作者の熱中も伝わ
って楽しいひとときだった。

作品と場所を確認して番号を付け、写真を撮ったら一旦作品を
格納し、7月26日一斉に展示を始めます、どうか楽しみにお
待ち下さい。

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