2018年4月

賑やかにして頂いた祝日。

2018年4月30日(月曜日)

昭和の日の振替休日の本日昼、普段のんびりした樹下美術館
が珍しく来館者様で賑やかになった。

 

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美術館では展示をご覧になった後、多くの方はカフェに入ら
れる。
そのカフェが一杯になり陶芸展示のテーブル席も使って頂い
た。

 

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昼食時、居場所の無かった自分は田んぼの見えるベンチに
座った。

塩崎さんの絵が架かって、美術館をいっそう品良く感じたと、
お客様の感想が聞かれた。

塩崎展が好評を頂いていて喜んでいます。

塩﨑展の新たな来館者様案内文

2018年4月29日(日曜日)

春の連休が始まり、昨日から好天に恵まれています。
18日からの「桜のレクイエム 塩﨑貞夫展」は、お陰様で常
より来館者様にお出で頂き美術館の楽しさを醸し出していま
す。

ところで来館の皆様へ塩﨑展の簡単な挨拶文をお配りして
いますが、開展10日余、時候のくだりなどが合わなくなっ
てきました。そこで以下のように改めて明日からお配りする
ことに致しました。

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大きくしてご覧下さい。

 

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懐かしいコムクドリがやってきました。

春耕の吉川区でいとこの法事。

2018年4月28日(土曜日)

今年三月上旬に小生のいとこ頭の女性が逝去した。
上越市は吉川区国田の善徳寺の坊守をされた才媛
だった。

雪の本堂で行われた通夜からはやくも四十九日の勤
行要が春爛漫の本日午後、善徳寺で行われた。
5人の僧侶による思い込められた阿弥陀経が唱えら
れると、亡き人が遠くへ逝ってしまった実感を覚えた。

吉川区の田はすでにならされ、水が入り始めている。
美術館周囲よりずいぶん進んでいて驚いた。

 

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正面に尾神岳。一帯の田は何とも気持ちの良い眺め。

 

 

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見事なドウダンツツジがある善徳寺の庫裏。

 

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勤行が終わって出ると、辺りの風景は淡く軟らかで素晴
らしい眺めだった。

今年は野も庭も足が速い。

2018年4月26日(木曜日)

今冬、上越市北部の当地は何度もドカ雪に見舞われ、
豪雪の趣きだった。
それで3月15日の今年度開館には除雪作業を覚悟し
ていた。
しかるに3月上旬に大風が吹くと雪は手品の如く消え、
無雪で開館を迎える事が出来た。

以後、クリスマスローズで始まった庭は春の椿、イチ
ゲ、ヒトリシズカ、水仙、ハクモクレン、桜、チューリ
ップ、ジューンベリー、ミツバツツジと花が移り、現在
八重咲きイチリンソウ、アメリカハナミズキ、二種のス
ミレ、キバナホウチャクソウ、一部でクレマチス、エビ
ネ類が咲き、今やスズランまで始まろうとしている。

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もっと見ていたかった可憐な黄花カタクリ。

 

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慎ましいヤシオツツジの落花。
咲き残っている花たちもあるが、花の足はあたかもコマ落
としフィルムの如く早く、あまりのことにめまいがしそう
だ、かってこんなことがあっただろうか。

 

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本日ご近所の方から山菜を頂戴した。
例年ながら見事な山の幸。今年は一週間から十日ほど早い
と仰った。

日は長くなり、閉館して一時間余、ホームセンターで求めた
キキョウの苗を二つ植え、発育が停まっているクリスマスロ
ーズ6株を掘り、土を作った軟らかな場所に移植した。

これだけの事だがこの季節、野や田畑で仕事をする人が如
何に喜んで出向くか、分かるような気がする。
終われば腰は痛むが月が昇っているのである。

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いっとき賑わった午後の樹下美術館。

塩崎貞夫展の雰囲気。

2018年4月24日(火曜日)

去る4月19日から始まった春の特別展「桜のレクイ
エム 塩﨑貞夫展」はこれまでの樹下美術館の雰囲
気をずいぶん変えている。

作品は齋藤三郎の陶芸と倉石隆の常設展示作品と交じ
り合い、館内をより豊かな雰囲気にし、ぽつりぽつな
がら常より多くの方が場内を温めてくださっている。

既存の陶芸、絵画作品、あるいは家具・丁度品、さら
にカフェおよび庭と不思議と調和し、塩﨑作品は居住
性などと言えるかも知れない落ち着きと親しさを感じ
させている。

 

 

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手前に齋藤三郎の染め付け水指と向こうにカモグリの家
具。

 

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向こうに倉石作品の人物たち、手前に白テーブルと黒い椅
子。

 

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カフェに降りる階段に「弥彦山の磐座(いわくら)」。
この絵がお気に入りのお客様がいらっしゃった。
石積みのてっぺんに小さな鳥居が乗っている小品。
得に言われぬ清々しさが伝わる。

 

 

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カフェに2点の女性を描いた作品。
ここには「東塔」と「コスモス」も架かっている。

 

 

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上掲右の作品。タイトルは無いが、悲しんでいる風
に見る人もいるが私には恥ずかしがっている作品に
見える。
悲しんでいるとしても、作者はこの女性を愛している
ようにしか見えない。

 

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この作品もタイトルは無い。うっすらとした桜の地模
様の上に薄い着衣の細い女性が軽やかに浮かんでいる。
何とものどかで幸福感漂うこの絵が好き、とある女性が
仰った。

作者の深く澄んだ心と天真爛漫さが滲む一種不思議
な塩崎作品。
本日は東京からほくほく線で犀潟に降り立ち、来館さ
れた塩崎ファンの方がお見えになった。
あるいは少し腰が曲がったお年寄りご夫婦が、仲良く
山間から来て下さった。
ドナルド・キーンセンターを支援する柏崎市のボランテ
ィアさんが東京のお客様と熱心に話をされた。

 

新緑とお茶席の新潟県立大潟水と森公園。

2018年4月22日(日曜日)

終日暖かく晴れた日曜日、美術館でお客様に“大潟水と森公
園のお茶席に行ってきた。良かったですよ”と勧められた。

公園は美術館から車で10分少々で行ける。
出かけてみると園内は瑞々しい新緑に一変していた。

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園内の木道から、群生する水生植物「ミツガシワ」の白い花
が涼しく眺められる。今年の花はいっそう見事。

 

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お茶席は江戸千家社中による薄茶の立礼だった。ぼんぼり水指、
木村秋雨の「花」一文字の短冊、屏風にかかった桜の扇など、
春を惜しむ良いお茶席だった。潟町の歌代菓子店のお菓子とま
ろやかなお抹茶の相性も良く美味しく頂いた。

 

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春風に吹かれて読書をする人。

公園一帯は縄文、弥生、古代と古い先人達が住んだ場所。
そのせいか水辺の野はどこかゆかしく、安心で心なごむ。

新緑の趣きの樹下美術館で。

2018年4月21日(土曜日)

雪消えの開館から一ケ月と一週間、この所の暖かさで庭は一
気に新緑の趣きとなった。

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一斉に緑が萌え始めた庭。

 

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山桜の花びらが浮かぶ水盤で雀が水浴び。

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雀の後にすぐウグイスが来たが浴びなかった。
藪と日陰が好きなウグイスが日向の水盤に来るのは珍しい。

 

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午後遅くのお客様を上越タイムスの記者さんが取材。

うららかな春の日、閉館の夕刻からあるグループが貸し切り
でティーパーティーをされました。“良い夕べでしたね、有り
難うございました”

春陽の塩﨑作品展。

2018年4月19日(木曜日)

清々しく晴れた本日、塩﨑貞夫展が始まった。
昼に出向くとJCVのスタッフが取材をされ、十日町
や鎌倉など遠路の方たちもお見えになっていた。

差し込む春陽の中で、設計家大橋秀三氏の白い壁面
に齋藤三郎の青い陶磁器と静かに調和し、塩﨑作品
は本日一層生き生きとして魅力を放っていた。

 

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最初に出合う「滄溟を爽やかに飛べ」。

清々しく命萌える季節の塩﨑作品、皆様に観られ、ま
すます豊かに育てられて行く予感がします。

 

明日から「桜のレクイエム 塩﨑貞夫展」が始まる。

2018年4月18日(水曜日)

建って12年目の樹下美術館。これまでずっと上越ゆ
かりの陶芸家・齋藤三郎と画家・倉石隆の作品を常設
展示してきました。

そんな当館の昨年秋、あるお二方のご協力で初めてほ
かの作家さんの展示が浮上し、このたび実現しました。

糸魚川で生まれ、東京を本拠にされ、2014年2月に
80才で亡くなられた画家、塩﨑貞夫さんの作品展です。

小ぶりな美術館ゆえ陶芸ホールとカフェを使い15点が
収まりました。

以下は本日展示作業を終えた塩崎作品の一コマです。

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「樹下午睡」

 

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「海」

 

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「女人午睡」を引いて観る。

 


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「蓄音機の上の「コスモス」

 

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「カフェの「東塔」

倉石隆作品の絵画をそのままにして、齋藤三郎の染め付けの
陶芸展示を一部アレンジし、ほどよく塩﨑作品が架かりまし
た。

ガブリエル・フォーレの鎮魂歌に深く惹かれた塩﨑氏の絵画
は、想像以上に展示場、さらにカフェや庭とも良く調和しま
した。
作品からは時空を越えて、今に生きる者に対しても氏による
幸福と鎮魂の願いや祈りが伝わるように感じられます。

 

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照明の調整。

 

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「桜のレクイエム 塩崎貞夫展」の通り美術館は、遅い山
桜が満開、チューリップもミツバツツジも精一杯咲きまし
た。

来月13日までの会期、入場料はいつもの200円です。
良い季節になりました、お訪ね頂き,不思議と心安らぐ
作品をお楽しみください。

今年から毎水曜日が休館になっています。

賑やかになる野鳥の訪れ 美しい山菜。

2018年4月16日(月曜日)

春の歩みが強まり、庭の水盤が鳥たちの人気になりつ
つある。以下本日昼、美術館に寄って出合った鳥。

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ホオジロのカップル。

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↑水を浴びるホオジロ。

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水浴びが大好きなヒヨドリ。

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↑珍しくムクドリも来た。ヒヨドリとともに普段喧しい者同士
の鳥が、水盤では大人しくしていた。

 

以下水盤の近くにいた鳥。

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一昨日のジョウビタキ。冬鳥と言われるがまだ居る。

スタッフが毎日水を替える水盤は野鳥にも嬉しいらしい。

 

 

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ため息が出るほど美しい山菜を頂いた。

長年お年寄りを介護されているお宅から毎年頂く山菜。
介護の歳月は次々新たな出来事があり、大事業に匹敵
する。

いえ、相手がだれであっても、誰かと長く一緒に暮らす
のは大事業ではないだろうか。

意外にも本日ゴルフが出来た。

2018年4月15日(日曜日)

一昨日から二日に亘り本日ゴルフがある日曜日のお天気
について心配して書いた。

発達する低気圧の通過に伴い暴風雨が予想され、降水確
率はずっと90%が続いていた今日の空。
昨夜のノートではもう駄目、楽しみにしたゴルフは中止
の止む無し、と諦めて書いた。

ところが起床時に雨音はなく、集合した8時半ころ風はや
や強かったものの難なくスタートした。プレー中に傘を差
すことも無く、14人のコンペが終わってみれば成績は三
位だった。

 

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本日の米山水源カントリークラブ。三番ティーからホテル
(クラブハウス)と朝日池を振り返る。
予報の悪天候を聞いてキャンセルされた人が多かったようだ
が、私たちは全員参加した。

 

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午後2時20分ころのティーグラウンド。

低気圧は夜間に北上し、プレー開始の9時近くには中心
が青森付近まで行っていた、というのが本日の気象だっ
たらしい。
そのほかプレー中、偶々ゴルフ場一帯に雨雲がかから
なかったという運にも恵まれたのだと思う。

ゴルフ以外あまり顔を合わすことが無くなった旧知の皆
さんと過ごすのは楽しく、とても貴重な日だった。

明日はゴルフどころではなさそう。

2018年4月14日(土曜日)

ゴルフがある日曜日のお天気について昨日書かせて頂
いた。
今夜から明日夕刻にかけて通過する低気圧について、
“発達しながら通過”の文言が付いた。予報には“明日の
お出かけや催しは中止や延期を”とコメントもある。.
昼前に寒冷前線が通過する当県では暴風に注意と特別
に印された。

現在21:45、風雨が窓を叩き雷が鳴った。
真に残念だがゴルフは中止であろう。

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夕刻5時頃の南の空。

明後日のお天気 頑張る福祉施設。

2018年4月13日(金曜日)

日曜日にゴルフの予定があるのに、一週間も前から当日の
天気は最悪の予報が出ていた。

日本海を北上する低気圧が前夜から当県を通過する模様で、
降水確率80%もずっとそのままなのでいわば100%雨
に降られ、風にも悩まされそう。

爆弾低気圧ほど発達しないようなのでスタートはするだろ
うが、どうなるか。

 

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日曜日の予想天気図(ヤフーのサイトから)。
ゴルフでよくあることだが、終わる頃になって雨は上がるか
もしれない。

近年天気予報はよく当たり、今冬の豪雪もその都度予報され
た。
春~夏は順序よく気圧が移動するため年間で最も天気予報が
当たりやすい季節と言われている。

雨具や着替えをしっかり仕度して臨みたいと思っている。

180413海岸の雲
本日昼の空。明日はまあまあ、しかし明後日は、、、。

今夕週一回回診をしている特養「しおさいの里」の春の懇親
と新入スタッフの歓迎会があった。
介護保険スタートの2000年開園なので18年が経った。
スタッフさんは本当によく頑張り、新人さんも頼もしい顔をし
ている。
ご苦労も多いと思うが、日頃から在宅施設を問わず介護の皆さ
んには頭がさがる。

潟町ー上下浜あたりの高速道路沿いの山桜 今日も同じウグイスが。

2018年4月12日(木曜日)

そわそわしているうちにソメイヨシノが終わり、山桜も
盛りを過ぎようとしている。

ところで北陸道で柿崎ICー大潟SIC間の上下浜から潟
町にかかる辺りで山桜の美しい所がある。
数年前に新潟のテレビ局が髙田公演の桜を取材放送した
時、“帰りの高速道路でもきれいな場所がありました”と、
言って車窓からここを撮ったものを流したことがあった。

運転中にこの桜を目にすると、一瞬疲れが和らぎ気分が
明るくなる。

 

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自然の花、ヤマザクラにはのどかな美しさがある。

 

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本日も格調高く鳴いていたウグイス。胸元にくっきり波
形の模様があり、昨日のと同じ鳥であろう。
胸元の模様は、もはや首飾りと言ってもよいくらいの鮮
やかさ。ウグイス界では何かのタイトル保持者かもしれ
ない。

特別美しく囀る今年のウグイスの胸元の模様は免状の印?

2018年4月11日(水曜日)

10日ほど前から潟町の仕事場の庭でウグイスが鳴き
始めた。
毎年4月になるとやってきて鳴くが、今年のは特に鳴き
声が冴えている。
鋭くきれいに「ホーホケキョ ケキョケキョ」と鳴き、
あたかも鳴き声の先生かインストラクターのように滑ら
か。

 

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ど元に波状あるいは縞状の模様が見える。
ウグイスは雌雄同体ということで、模様はオスだからという
訳ではなさそう。

下は2015年のウグイス。
胸元に模様などはなく、一般的だと思われる。

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やはり今年のウグイスは、美しく鳴く何か特別な免状で
も持っていて、胸元の模様はその印?それとも単なる羽
毛の影?

Amazing!!!

2018年4月10日(火曜日)

京都に橘高等学校という元女子校、現共学の高校がある。
そこの吹奏楽部の生徒さんたちは驚くべき演奏をする。

カテゴリーはマーチングだが、見せるも含め楽しさにお
いてショーあるいはレヴューと言っても過言ではないほ
ど優れたエンターテイメント性を発揮している。
「退屈させない」はエンターテイメントの神髄。
彼女たちはそれを追求し、毎年わずか3年間でプロフェ
ッションの領域に到達しているから驚く。

曲目も一般的なマーチ曲でなく、基本ジャズ。それもス
イング主体、ほかディズニー音楽やポップス、ゲーム音
楽からガガまで演奏するらしい。

 

 


2014年台風被災地で行われたコンサートの後半部。
どうか迫力の演奏とフォーメーションを拡大してご覧下さ
い。
デューク・エリントン、ルイ・アームストロング、ベニ
ー・グッドマン、デイヴ・ブルーベックが演奏した名曲か
らフィナーレのロッド・スチュアートの「Salling」
と「蛍の光」までアマチュアとは思われない秀逸な演奏、
演出が続く。

「Take Five」の倍テンポ(6:35~)は本家
顔負けの圧巻。
「Sinng Sing Sing」ラスト(9:42~)
の迫力。
「Sailling:(航海)」(12;55~)に賑やか
なクルー達と佐渡や能登へ帆走した昔を思い出して涙が出
そうになった。

指導者の“単なる高校のクラブ活動”、
部員の演奏“演技”の謙虚な挨拶も素
晴らしい。

 




2018年正月、アメリカカリフォルニア州パサデナで1890
年から行われている正月伝統行事「ローズバレード」に招
聘され演奏する橘高校。
女生徒さん中心のバンドは沿道の大歓声の中で約9キロ、
2時間に亘り演奏とダンスを完璧に披露する。

溌剌として疲れた表情も見せず、過呼吸に陥ることもない。
途中水分の補給を受け、ずり下がるソックスを直しながら
頑張る彼女たちのパフォーマンスは独創的で、パレード参
加者の中で文字通りピカイチ、其の世界では「オレンジの悪
魔」と呼ばれているらしい。

肌寒かった土曜日 クラブ ツバメ 美術館の桜 路傍の水仙。

2018年4月7日(土曜日)

今日も肌寒く車外気温は7~8℃を示し、雨が降ったら
ミゾレになるかもしれないと感じた。午後ぽつぽつと来
たがミゾレは免れた。

そんな午後、ゴルフクラブを買いに行った。
ウッドが重くなり、最近のクラブはとても軽いと聞いて
いた。店で振るとなるほど軽い。妻に悪いが二本注文
した。

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直江津で低く虹が架かっていた。虹は日没に近いほど高く
架かる。本日午後3時過ぎだったが、思ったより低く、そ
れだけ日が長くなったということになる。

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↑水田のツバメ。三月中旬に今年初めてツバメを見て随
分早いなあ、と思った。

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本日夕刻間近の樹下美術館の桜。

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近隣の路傍の水仙。花とともに植えた人の心が嬉しい。

 

新潟市から120キロも走ってこられたお客様。
髙田の花見の予定だったが、お天気が悪く中止して当館
でゆっくりされた、とお聞きしました。

有り難うございました。

成長した樹下美術館の桜 愛は主要なキーワード「桜のレクイエム 塩﨑貞夫展」

2018年4月6日(金曜日)

暖気のため例年よりも早く咲いた桜が、この数日の寒
気に逢い、満開のまましっかり花をとどめている。

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ドカ雪の冬を越えて吹き出すように花を付けた美術館の
ソメイヨシノ。

 

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その木の2011年、こんなに小さかった。

さて何度か記載している4月19日からの「桜のレクイ
ム 塩﨑貞夫展」。
この数日、氏のどこか不思議な絵の理解について、少々
先へ考えが進みましたので、書いてみました。

樹下美術館の倉石隆と同様人物を多く描いている糸魚川
出身で東京で活躍された塩崎氏。

古来の肖像画ならばポートレートあるいはモニュメントな
ど記録性主体である一方、両氏の人物はそれとは違う。

さらに二人の間でも全く様子が異なり、倉石氏は個々個人
の内面に迫り、多様な感情と物語を個人のものから普遍へ
と包括し、そもそも私たちとは?の問いに挑戦したように
映る。

それに対して塩﨑氏は同じ人物と取り組んでいる。
その人は花の下にあるいは土中や空に横たわる。

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樹下午睡

余計なものが一切ない細い身体に唯一込められたもの。
それは感謝とともに育まれた一心な愛情ではないのか。

優しく撫でるように描かれた女性から、得に言われぬ
作者の愛おしみの気持ちが伝わる。
愛は塩崎氏の重要なキーワード?遅きに失したがハッ
とした。

氏はガブリエル・フォーレのレクイエムに強く触発され
たという。
普通重厚であるはずの分野にあって、そのレクイエムは
安らかで軽やか、あるいは清澄で愛らく幸福である。

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麒麟山。

先に逝くつもりの画家が愛する人の究極の姿をどう願い、
どう描くか、先人や自分の魂は何処に眠り、どこに現れる
のか。

わずか十数点ですが、満開の桜、黙した山、そして岩積み
などの霊的な場所にも思いを馳せる「桜のレクイエム 塩﨑
貞夫展」に期待している所です。

スズメの婚活と巣箱。

2018年4月4日(水曜日)

かってピタリとは行かなかった天気予報が、どんどん
精度が上がった。
そんな日頃、何日も何日も好天が続き度々気温は20
℃を越えた。
それが本日午後から、しかも3時頃からとも聞いたが
悪天候になるとテレビが予報し、正にその頃から冷た
い風雨に見舞われた。

そんな春の昨日の昼、庭にしつらえた巣箱にスズメが
やってきて、思わぬ展開を目の当たりにした。

 

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枝に3羽が止まっている。

 

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巣箱に出入りするスズメ。メスが中の状態を確かめている
のではないだろうか。

 

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急に一組の距離が縮まりぴたりと並んだ。

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すぐに交尾。

振り返れば一週間ほど前から三羽の雀が激しく鳴きながら
騒ぎを続けていた。
二羽のオスが一羽のメスを巡って争っているように見えた。
枝で絡み合うようにしたり、猛烈なスピードで庭を横切った
り、全く忙しそうだった。

それがいつ見つけたのか、去る3月31日に架けた巣箱に三
羽で本日やって来て、巣箱に出入りした。
私が見ていたのは同じスズメたちか否か分からないが、一
羽のオスがまず巣箱を見つけて気に入り、本日三羽でやって
きてメスが念入りに点検。
メスが気に入り、直ちに案内したオスと交尾し婚活が終止符
を打ったというストーリーを考えてみた。
一件落着だがあぶれたオスにめそめそしている暇はない。
彼は直ちに野性のスイッチを切り替え、再度の婚活チャレン
ジへと飛び立ったことだろう。

巣箱のカップルはすぐにも子育てのため、巣材の搬入と巣作
りに忙しくなろう。
一つ問題があるなら、観察の便利を考えるあまり、巣箱が人
の気配に近すぎることがある。
遠くへ移すにしても、良い枝は高い所が多く、はしごを架ける
のが少々怖い。

写真は300ミリ望遠ズームでカフェから撮りました。

来る4月19日から春の特別展「桜のレクイエム 塩﨑貞夫展」

2018年4月1日(日曜日)

樹下美術館は創立以来、齋藤三郎の陶芸と倉石隆の絵画の常設
展示を続けてきました。
目的および意味として、父と私が行ったコレクションの公開お
よび作家の顕彰と研究を目指し、今後もこの様式を維持して参
ります。

そんな当館ですが、今年初めて常設作家以外の方の展示を行う
ことになりました。
まず「塩﨑貞夫展」です。
但し齋藤三郎と倉石隆の展示を現状のまま維持し、陶芸ホール
とカフェを使って塩崎作品のを架けるという形です。
幸い陶芸ホールとカフェに絵画を架ける釘が仕込んであります
ので展示は容易です。
何より塩崎氏の作風が倉石・齋藤両氏の作品の「静かな力」と
如何にも調和し、一層魅力を発揮する事が期待されるのです。

この度のことは、仲立ちをして頂いた新潟市の砂丘館および新
潟絵屋(えや)の館長・大倉宏氏のアイディアとご理解が、私
たちと自然な形で一致したことでトントンと実現しました。

以下は砂丘館・絵屋で制作されたこの度のチラシです。
見出し部分と案内文(不肖小生)を分けて掲載してみました。
少々小さめですが、クリックしますと大きくなります。

糸魚川市ご出身の故塩﨑貞夫氏の作品を、「ああどこかでこん
なことがあった」とか、「逝った人と桜を懐かしむ」等々、ご自
分なりに自由にご覧下さい。
奇しくもこのたびは、小さな当館で三人展となりました。
風香る春の一日、樹下美術館のひとときをお楽しみ下さい。

 

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開催期間 4月19日(木曜日)~5月13日(日曜日
水曜日休館
開催時間 午前10時~午後5時
入場料   大人お一人様200円、中高生100円
協力     新潟市「砂丘館」及び「絵屋」

樹下美術館〒942-0157新潟県上越市頸城区城野腰451番地
電話025-530-4155

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