雪道と車。

2018年2月20日(火曜日)

消えるかと思えばまた降るを繰り返す雪。
もう冬は終わつつあると書いたものの、まだ粘る。
本日訪問したお宅の窓際に畑があり、1メートル
は楽にあります、と主はあきらめ顔で仰った。

もう一軒のお宅は宅地の狭い枝道だった。
心配しつつ玄関前の小さな場所にギリギリ斜めに
車を停めた。
診察を始めると、すぐにプップーと表でクラクショ
ンが鳴った。
看護師が飛び出し、大きなトラックが、と言って帰
ってきた。
慌てて出てると道一杯にデンとトラックが来ている。
「そこにうちのカーポートがありますから入って」、
とお宅の奥さん。
10メートルほど先に3台分もの屋根付き駐車スペー
スがあった。
出て行くとすぐにトラックはバックを始め、私の駐
車を見て運転手は手を挙げて通り過ぎた。
狭い雪道での駐車では、なんとか乗用車一車線分を
空けているつもりだが、大きなトラックまでは考え
が及ばない。
冬道のお宅で笛を鳴らされ、出て行ったのは初めて
かもしれない。たしかに今年は大雪だ。

かって昭和j時代の大雪の時、自分の車では無理と思
い、何度か往診にタクシーを頼んだ。
ある雪の日、行ったり来たりの悪路で車が亀になり、
動かなくなった。
運転手は毛布や板を敷いたがダメで、近所の人たちと
一緒に押して脱出したことがあった。
タクシーがいくらチェーンを履いても、RF車では当
邸無理な雪だった。

何時かの忘年会で当時始まったばかりの代行車を頼ん
だこともあった。
迎えに来た会社の軽自動車が、凍った富岡線で滑り始
め、途中で止まった。
押しますからハンドル握ってと頼まれた。
私がハンドルを握り、会社の人二人が押して切り抜け
た。
驚いたことに、車に乗ってみるとクラッチのかかとが
当たる部分にぽっかり穴が空いていた。
車検スレスレ?の車という事だったが、客の運転とい
い、代行黎明期の何とも危うい冬の帰り道だった。

ある年、冬だけ4駆のトレディアをレンタルしてとても
助かり、後オールシーズン4駆に乗るようになった。

 

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昨日のお宅で。遅くなりましてとチョコレートを頂いた。
この4駆も10数年、16万キロを越えた。

本日無事、運転免許証の更新をした。

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