白色で暮れた大晦日 詩人は雪晴れの妙高山を大白ばらと謳った。

2017年12月31日(日曜日)

昨日から正月休暇にしたものの、遅くまで寝て外出もせ
ず年賀状を作り、夕刻にインフルエンザの人も診た。

これではいけない、と思い、本日は8時過ぎに起きた。
幸い晴れている。
冬の晴れ間は特別遠くへ行かずども家の周囲で十分楽
しめる。

 

2
大潟区は朝日池に近い田んぼのコハクチョウ。朝の放射
冷却で薄氷が張り、穏やかで鳥は鏡の上にいるようだった。

 

3
糸魚川市方面の海谷山塊。

 

4
朝日池から飛び立った雁は西を目指していた。白い山は火打
山。(ズームで撮っているため山と鳥は近く見えますが、40キ
ロ近く離れていると思われます)

鳥や山を見て海岸へ。

 

3'

 

6
白い波がくだけていた柿崎海岸。雪を戴いた佐渡の金北山
も見えた。

 

7
県立大潟水と森公園へ。園内の葦が白さを増している。

 

8
朝日池の農道に大型カメラを構える人が増えている。この方は
神奈川県からきれいなキャンピングカーで来られていた。オジ
ロワシと、間もなく訪れるであろうハクガンを待っている。

 

1
本日午前の妙高山。

冬の妙高山を謳った堀口大學の短い詩がある。

「白ばら」
西のかた
いち夜に咲いた一輪の
空いっぱいの大白ばら!
雪晴れの朝の妙高!

(昭和22年1月20日初版 「冬心抄」から)

“妙高山は峨々として、千古の白雪天を衝き、、、”
その後が思い出せない私の高校校歌。
厳しい、険しい、雄大、などと形容されるこの山ををま
さか「大白ばら」とは!

本日、外輪山の大きな花びらが、高い花芯を囲み、
まさに大白ばらの素晴らしい眺めを呈していた。

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