二代陶齋 齋藤尚明氏を訪問 間もなく妙高市で作陶展。

2017年3月6日(月曜日)

昨日夕刻、上越市は高田寺町の齋藤尚明氏(二代
陶齋)をお訪ねした。
不思議な事に訪問は寒い時期ばかりで、いつもスト
ーブを囲んでお話する。
昨日は色々写真を撮らせて頂いた。

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↑展示室の外壁に掛けられた椿の辰砂陶板額。

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↑展示室仕事場へ向かう通路。田舎風また大陸的
で非常にダイナミック。

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↑仕事場(ろくろ場)。
向こうにあるのは酒瓶ではなく成形をする道具です。

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↑素焼きの後乾燥中の作品。これからうわぐすりを掛け
たり、絵付けなどを施して再度焼いていく。

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↑尚明氏の電気釜。

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↑先代が築いた登り窯を説明する尚明氏。
最初の窯は昭和23年で当窯は昭和50年に完成。
火を入れ窯を乾かし温めてからの二晩は、不眠不
休で薪を焚き続け、窯全体を最大千数百度にも熱
して器を焼き上げた。
陶芸は格闘家の如き体力と、創造の感力知力の限
界に挑む総合芸術。

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↑窯場に貼ってあった大原三千院のお札。
面白いが魔除けではないだろうか。

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↑格調高い展示室の作品。

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↑トイレの前に掛かるのれんは「此の男云々」の文
に椿が入った壺の絵がある。

氏は博識なので当館満十周年行事に関すること、
図録の事、焼き物の事、世間話などなど、必ず長
居になる。
夜ならば日をまたぐこともしばしば、本日は美味し
い珈琲とお菓子を頂きながら4時間過ごした。

今月、3月10日(金)~13日(月)まで妙高市西条
438-1「かんずり」本社2階で氏の作陶展が開催
される。
(有)「かんずり」のお電話 0255-72-3813

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↑作陶展の案内。
唐辛子を網状に繋げた「色絵唐辛子繋文水指」(い
ろえとうがらしつなぎもんみずさし)のデザインは非
常に斬新で美しい。
この様に精緻な仕事が出来るのは尚明氏くらいで
あろう。

寒さ緩みお天気は回復に向かうようです、多くの方
に足をお運び頂きたいと思っております。

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