樹下のひととき

樹下美術館の庭でセキレイの子育て。

周囲の水田は水が入りすっかり瑞々しくなった。
庭は花の種類が三回ほど変わり夏の姿になろうとしている。

↑本日の庭。

↑水盤のそばで三羽のハクセキレイの幼鳥がのんびりしている。

↑餌をくわえた親が現れて大騒ぎ。

↑餌をねだるがなかなかもらえない。
幼鳥の体の大きさは親と全く遜色がない。

↑親は餌をくわえたまま行ってしまう。

↑後を追う。

↑餌をもらえなかった者がさらに追いかける。
子はパニックを否めないが親は終始落ち着いている。

巣立った幼鳥に対しておよそ親はすぐには餌を与えない。
走ったり飛んだりして子供をあちこちへ誘導する。
そうしながら脚力や飛翔力を付けさせ、場所の変化やテリ
トリーの様子を教えているように見える。

親鳥が来るまで幼鳥たちはたたずむほか、周囲を突っつき、
餌をあさる動作も行っている。

辺りでは雀、カワラヒワあるいはツバメたちが親を追って
とても忙しい。
ツグミは北へと姿を消しているが、新たに生まれた鳥たち
で一段と賑やかになった。