健診と目標、春が来ている。

2016年3月10日(木曜日)

5年前から今頃になると夫婦してドッグ健診
を受けるようになり、本日午後上越医師会
館へ行った。

身体計測でBMR20、2、体脂肪率18、6%
は昨年とほぼ同じだった。
5年前、BMRが22代、体脂肪率21%代で
一応標準範囲だったものの血液などに問題
があった。

体型だけでも30代へと食事と運動につとめ、
体重は平均57→52キロ代になった。

心身の指標の詳細は個人個人かなり異な
る。
環境とともに、遺伝的特性も大きい。
私の場合、一定以上を過食すると血糖値、
肝機能、脂質、さらに腎機能から心電図ま
で敏感に反応することが分かった。
基本的に虚弱なのであろう。
(小中時代、少々荒れた海で何時間も泳げ
たのに)。

それで筋力を保ちつつエネルギーを減らす
事にした。
腎に余力がないのでタンパク質摂取はぎりぎ
りを狙わなければならない。
加齢による基礎代謝の低下を考慮して実質
10から15%のエネルギー摂取を減した。

その結果、3年前から現在の体重に近づき、
数値がおよそ30才代の平均に入ると、上記
5つのカテゴリのうち4項目が正常化して安定
した。

一般に健康指標の平均値などは極めておお
ざっぱな目安であり、健康の取り組みは文字
通り一人一人で異なる。
内蔵や血液はある程度の異常まで紳士的に
黙っているが、先に厳しい限界が待っている。
また比較的小さな異常でも、積算されて突然
疾病を発症することも少なくない。

ならば薬ということになる。
しかし薬への一方的な依存は原因の改善を
遅らせ、疾病の進行と薬剤追加という望まし
くない循環に陥りやすい。

反省も込めて、身体の改善は何より摂取物
の改善が肝要でかつ日々実行可能な運動
が推奨される。

こんなことから世の中が進み、市中にも身近
な栄養士が居てコミュニケーションが取れる
日が待たれる。

ストレスは風の如く日常にあり、
人生後半のある日から身体は想像以上の逆
風に見舞われる。
近時90才、100才以上のスーパー老人が取
り上げられる。
だが彼らは厳しく選ばれた一種遺伝的エリート
でかつ健康努力を続けた希な人達ではないだ
ろうか。

明日のことは分からずとも、目標だけは持って
いたいと思う。

 

160310
健診の後ホームセンターで草花の種を買い、
スターバックスでお茶と食事をした。

一階の奥に飾られた桜とお城の絵に目を奪われた。
絵の前の椅子にリクルートスーツの若い女性が二人
座った。
春らしい眺めだった。

樹下美術館の開館が近づいた。
(悪い癖でとても長くなりました。)

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