苔を剥ぐという庭仕事 寒風の庭のお茶、前線通過。

2016年2月21日(日曜日)

植えたり、撒いたり、除草したり、掘ったり、囲ったり、
庭仕事は色々。
そんな中、一昨年から苔を剥ぐことが加わった。
石や樹木だけの庭なら苔は風情として欠かせない。
だが草花の場所では栄養を奪うのでとても歓迎できない。

1
昨日の作業前の様子。

樹下美術館の苔はハイゴケとスギゴケの二種類ある。
ハイゴケはふわっと生えていてるので取りやすいが、
スギゴケは一筋縄には行かない。
小さくとも一本一本に細い根があり、深く入りしっかり
土を掴んでいる。

園芸用スコップではとても駄目で、今年は小型のシャベ
ルを水平に使って突っつき、土ごと剥がした。

 

2
昨日に次ぐ作業を終えて。
スズランやアヤメの場所で、昨日本日の計3時間位
で半分まできた。

 

3
終るころ寒風を避け、美術館の裏手でお茶。

 

4
夕方の美術館と雲。カフェの雪囲いはまだ外せない。

 

5
たちまち変わった近くの水田の空。、
黒い雲が近づくと急に風雨が襲い、
7℃の外気温が一挙に4℃まで下がった。

さて春はそう簡単には来てくれない。
一方で、一旦来たならどんどん行ってしまう。
そんな春のために、お客さんを思いながら寒
中地味な庭仕事を続けるのは案外楽しい。

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