2016年2月

能生谷をスキー場まで行った。

2016年2月28日(日曜日)

陽が射し予報よりも良いお天気だった日曜日。
午後二時半ころ車で糸魚川市~笹倉温泉へ行っ
て焼山を見よう、と出発したものの時間が足りず、
手前の能生で高速道路を降りた。

能生川の左岸を走り白山大橋を渡って右岸を上り、
シャルマン火打スキー場まで行った。

 

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ザーザーと雪解けの川音が気持ち良かった能生川。
いくら取っても尽きそうもない河床の石。

2
目を引いた白山大橋。

 

民家の石垣
期待どおりだった民家の重厚な石垣。

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能生川に注ぐ急な流れの両岸は見事な石積みの護岸。

 

4
次第に高度が上がり、春を待つ山の雑木が眼にやさ
しい。

5
スキー場が近づいて鉾ケ岳と権現岳の山塊が迫って
きた。

 

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スキー場の駐車場。リフトは日曜日ということで3時で終
了していた。(通常は午後5時ということ)

6
本日最後のスキーヤーのようだった。

 

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帰路確認した「246号」(県道)の道路標識。
これが国道なら赤坂、青山、渋谷を抜ける東京のメイン
ストリートの一つだが、県道とはいえここで246号の標
識と出会うとは。

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今度は「物出(ものいで)」というバス停。
何か浪費しそうな、紛失しそうな感じがする。
それとも変わった物が突然出てくるような。

9
市街地近くの小見(おみ)というバス停。
お堂を停留所にしたようだが、中にベンチが3つあり、
壁に花が飾られ、表には時計と小さな黒板まである
至れり尽くせりのバス停。

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小見のバス停を曲って上ると風情良く石垣が続いていた。

 

権現岳、鉾ケ岳の真っ白な山塊は神々しかった。
県道246を走っただけだったが、川の流れ、石垣、
家の風情、地名etc、、、興味は尽きなかった。

特別な観光地でなくとも所変われば風物も目新しく
楽しめる。
加えるに一帯は奴奈川姫の伝説や白山権現など
太古のロマンや信仰の素地を有している。
能生白山神社の春の大祭の素晴らしさを以前から
聞いていた。
本日は寄って良かった、また訪ねてみたい。

夕食は名立インターチェンジでコロッケカレーを食
べた。
(長くなりました)

残雪の庭で土いじり。

2016年2月27日(土曜日)

一昨日の雪が少々残っている庭。
午後から先日来苔を剥がしている場所に土を入れ、
一部にスズランを15芽ほど植えた。

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黒い部分が苔を剥いで土を入れた場所。
手前の一部薄い色の所にスズランを植えた。
元々ここはアヤメとスズランの場所だが、苔の進出で
全体に勢いがそがれていた。
それで苔を剥がし肥料を混ぜた土を足している状況。
浅知恵で行っているので上手く行くかどうか分からない。

妻は敷石に進出してきている芝を切る作業を行った。
草刈り鎌で石に沿って切り、伸びた芝を剥がしていく。

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手前の部分のように10㎝ほど芝が敷石に掛かって
いる。
放置しておくと一昨年のように石と石の溝に溜まる
砂を伝って反対側まで芝が延び、石を被い始める。
本日鋏の代わりに鎌を使ってみると大いにはかど
った。

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お終いに水を撒いたところ。

明日雨さえ降らなければ続きを行ってみたい。

もてなしのまごころ 雪見会席の長養館。

2016年2月26日(金曜日)

ある人からお席の声が掛かり昨日は長養館で食事
をした。
ちょうど「雪見会席」の献立中で、心を尽くしたお料
理だった。

久し振りだった店はいつもながら風情良く、静かで
何もかも、もてなし一色に行き届いている。

 

1
雪囲いにほどよい雪がかぶっていた庭。

 

2
杜牧(とぼく)の七言絶句からの一行書は
「霜葉紅於二月花」
上二文字「霜葉」は先に妻に読まれてしまった。
脇に言葉の説明が丁寧に書いてある。
「霜葉は二月の花(桃)よりも紅なり」と読み、亀の
甲より年の劫などの意味もあるようだ。

部屋でもっとも位の高い床の間。
さらに掛け軸は部屋の主役であり、せっかくだか
ら読んでみるのは一種クイズのようで楽しい。
一般に読みや意味が分からなければは仲居さん
に聞けば良いし、駄目でも大抵あるじに聞いてく
れる。
別な所で同じ文字(文)に出会うことも案外ある。

 

3
およそ一年ぶりにお酒を少しだけ口にした。
液体の宝石とまごうばかりの豊さだったが、次回はまた
一年後の楽しみに取って置こう。

さて相客はいつの間にか古風な趣味の人になっていて、
時の経つのを忘れた。
石垣があったのではないか、と言って春日山城の丁寧
な復元を訴え、漆器への愛着や、歴史的建造物の貴重
などおよそ3時間、話は尽きなかった。

5
畳廊下の要所に人がいて館内の案内をしてくれる。

ひとえに和風の長養館はいつも塵ひとつなく、もてなし
のまごころが伝わる。

冬の終わりを告げる雪か。

2016年2月25日(木曜日)

このところ冬型の気圧配置ということで寒さが戻っている。
零下何度も下がるほどでは無いが、昨夜からの雪が10
センチ近く積もっていた。

 

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午後いつもの四ツ屋浜から西の直江津方面。

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上掲と反対、柿崎の方角。

冬の天気予報で日本海側の雪マークは本当に目立つ。
今週なども週末までずらりと続いていた。
それでも今年は少し降っては止むを繰り返し全体として
少ない。

多彩な大根ディナー サブリーユ新店一周年記念。

2016年2月22日(月曜日)

一昨日は大潟区は下小船津浜の野菜フレンチ
「ビストロ サブリーユ」で知人達と夕食を一緒した。

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エントランス。
当日と翌日は1周年記念メニュー“大根ディナー”が仕度さ
れていた。

 

2
●メニューの一部から前菜「大根のパフェ 冬のアンサンブル」
丸山シェフ(オーナー)は絵が上手く、いつも感心させられる。

 

3
パフェは実に見応え食べ応えがあり、上から
下まで食感、味覚とも驚きの連続。

●スープ:大根のナチュラルなポタージュ。
●鮮魚のポアレ(下の写真)

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魚の香ばしさに大根の風味がこまやかに溶け合っている。

●肉料理:仔牛と大根の優しいみぞれソース。
●デザート:土の中より、鮮やかな冬の甘いパレット。
●珈琲。
※パンは大根おろしと赤大根のピクルスを練り込んだ
自家製。
※コースは3500円で移築古民家の店内は満席でした。

大根を中心に厳選された各近隣の多彩な冬野菜が巧
みにアレンジされ、優しく幸せな夕食でした。

料理の理念が確かで絵もうまいシェフ。
国立大学の数学科出身ということですが、数学に
は確かに「調和」という概念(分野)がありますね!

苔を剥ぐという庭仕事 寒風の庭のお茶、前線通過。

2016年2月21日(日曜日)

植えたり、撒いたり、除草したり、掘ったり、囲ったり、
庭仕事は色々。
そんな中、一昨年から苔を剥ぐことが加わった。
石や樹木だけの庭なら苔は風情として欠かせない。
だが草花の場所では栄養を奪うのでとても歓迎できない。

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昨日の作業前の様子。

樹下美術館の苔はハイゴケとスギゴケの二種類ある。
ハイゴケはふわっと生えていてるので取りやすいが、
スギゴケは一筋縄には行かない。
小さくとも一本一本に細い根があり、深く入りしっかり
土を掴んでいる。

園芸用スコップではとても駄目で、今年は小型のシャベ
ルを水平に使って突っつき、土ごと剥がした。

 

2
昨日に次ぐ作業を終えて。
スズランやアヤメの場所で、昨日本日の計3時間位
で半分まできた。

 

3
終るころ寒風を避け、美術館の裏手でお茶。

 

4
夕方の美術館と雲。カフェの雪囲いはまだ外せない。

 

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たちまち変わった近くの水田の空。、
黒い雲が近づくと急に風雨が襲い、
7℃の外気温が一挙に4℃まで下がった。

さて春はそう簡単には来てくれない。
一方で、一旦来たならどんどん行ってしまう。
そんな春のために、お客さんを思いながら寒
中地味な庭仕事を続けるのは案外楽しい。

倉石隆の朱色 高価なバーミリオン。

2016年2月19日(金曜日)

「“鮮やかなバーミリオンやブルーは高いので
買わないのでしょう”、と夫に冗談で言ったこと
があります」。
かって倉石隆夫人から聞いたお話です。

そのバーミリオン(朱色)は最も高価とされれる
絵の具の色です。
例えば一本500円が平均の油絵具チューブのシ
リーズがあったとすると、バーミリオンは3500~
4000円なのです。

高価なのは顔料の主成分である硫化水銀が貴
重なためです。
そこで後年バーミリオンhue(ヒュー)と称する安
価な合成色が作られ、一方で普及することにな
りました。

朱色
バーミリオンの見本色

だが本物のバーミリオンは非常に鮮やかで魅力的
だといいます。
水銀をふくむためチューブは他にない重みまである
そうです。
色か価格か、画家たちにとってバーミリオンは一種
悩ましい絵の具だったということです。

さて戦争で東京から郷里高田に疎開した倉石氏は、
窮乏のまま1950年に再上京を果たしました。
当初の作品には暗調のモノクロームがよく見られます。

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「北の人」 1953年 27,0×21,8㎝

 

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「詩人」 1964年  89,9×73,0㎝

冒頭の夫人の言葉はそんな時代の会話だったのでしょう。
しかし時を経て鮮やかな朱系の絵が登場するようになり
ました。

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「室内の裸婦」 1973年 162,1×130、5㎝の
大作。多くのバーミリオンが使われたことでしょう。
冒頭の夫人の一言で発起したとも思われませんが、生活
に一定の余裕が生まれたことも想像されます。

 

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「鳩」 1984年 31,8×40,9㎝

いずれにしてもあざやかな朱色は雪国出身者の
倉石隆にとって憧れの色だったのかもしれません。

ここに氏による一枚の作品があります。

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「朱色のチューブ」 制作年不詳 45,5×37,9㎝
WNのマークから英国の名メーカー、ウインザー&ニュー
トン社のチューブで、貴重なバーミリオンのようです。

まるで恋人を描く様に丁寧に描かれ、倉石氏の朱色
への深い愛着がにじみます。

3月15日の開館が近づきました。
今年の倉石隆のテーマは「倉石隆の朱色」です。
小さな樹下美術館のわずか5点ほどの展示です
が、どうかご覧下さい。

2

外国人も“どっこいしょ”と言うのだろうか。

2016年2月18日(木曜日)

午後休診の木曜日、好天に恵まれ庭に土と肥
料をくべた。
「み」に園芸用の土を採り、トンプンを混ぜて撒
いたり地面に混ぜたりする。

結構重いので持つときに「どっこいしょ」とよく
言った。
老人向きの言葉だが、もともと非力な自分はか
なり以前から言っていたような気がする。

仕事場でお会いするお年寄りたちは本当にどっ
こいしょと皆さん言う。
座る時も立つ時も言っては、ご本人は笑っている。
「どっこいしょ、って言うと立てるんです」とも仰る。

ところで外国でどっこいしょ、のニュアンスの言葉
はあるのだろうか、とふと思った。
周囲に外国人はいないし、映画やテレビの場面
でもすぐには思い浮かびにくい。
少々検索してみたが、文面だけではぴったりという
感じにはならなかった。

英語は「ウッ」などのうなり声は普通のようであり、
「here we go」は「せーの!」のようであるし、
「upsy-daisy(アップシーデイジー)」は主に「さあ、
さあ」や「頑張れ!」などと人に言う言葉であろう。
oops!(ウープス!)は「おっと!」に似ているが、
どっこいしょもあるのだろうか。

フランスでは「ウッ プラー」、イタリア「オッ プラー」
があるようだった。
「せーの」かもしれないが、語感から「どっこいしょ」
のイメージがしないでもない。

無いと記載された国も多かった。
しかしうなり声やつぶやき、あるいはおまじない
めいた「どっこいしょ」は、
どの国にもあるのではないか、と期待している。

同じ人間で日本人だけが「どっこいしょ」的な声を出
すとは少々信じがたいが、どうなのだろう。

 

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庭の前に海へ行くとカモメが休んでいた。
以前カモメの顔は怖いと書いたことがあったが、
本日は可愛い顔をしていた。

急降下した気温 墨絵風の景色 フキノトウを食べる。

2016年2月15日(月曜日)

昨日の高温から一転寒波の日。
午後雪模様となり、処々に墨絵のような眺めが見られた。

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在宅回りの竹林。

 

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季節風の影響で東に向かって枝が延びているエノキ。
海岸沿いのエノキの多くはこうなっている。

 

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昨日採ったフキノトウの天ぷら。

極端な寒暖に揺さぶられ、さらにインフルエンザが勢い
づきそうな気配を感じる。
手洗いとうがいをまめに行い、出来れば人混みを避ける
ようにしたい。

強い風と気温上昇で雪が消えた。

2016年2月14日(日曜日)

風は強かったが暖かく、午後の気温は10℃を越えていた。
午後3時近くに雨が上がった。
暖かさで美術館の雪は一日にして殆ど消えている。
ヘレボルスニゲルの花は全容を現していた。

 

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そもそもクリスマスローズは花期が長い。
3月15日の開館まで何らかの姿を保つかも知れない。

庭はほかに沢山クリスマスローズがある。
蕾を膨らませていたり、完全に開花している花もあった。
 
 
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卵型の蕾がじっと春を待っている。

 

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もうすぐ開こうという蕾。

 

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こんなに開いていた株もあった。

 

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南側の土手から採れたフキノトウ。

やせ気味の場所の土を掘り肥料をくべた。
もうすぐ春、開館まであとひと月となった。

年取って訳はどうあれバレンタイン ペリー・コモの歌。

2016年2月13日(土曜日)

明日はバレンタインデーということでチョコレートを頂いた。

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新潟市へ行った人からロシアのチョコレート。

 

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糸魚川市へ行った人から雪国らしいチョコレート。

お励まし有り難うございます。

 


ペリー・コモの「My Funny Valentine」
そもそもこの曲は女性が男性のことを歌っているそう
です。

かなり当てずっぽうですが訳してみました。

“私の可笑しなバレンタイン
甘くてどこか滑稽
心を微笑ませてくれる人
ルックスもなにか可笑くて
写真写りもいまいち
でも私のお気に入りの芸術作品

見た目ギリシャ彫刻的でもないし
口元もどこか弱々しくて
話せばスマートなんかじゃない

でも私の為に髪など変えたりしないで
そんなこと構わないでいい
ただ私と一緒にいてね、愛しいバレンタイン
ずっと一緒
毎日がバレンタインデー”

さて1961年、浪人の為上京して初めて買った25セン
チLPレコードが1950年代のペリー・コモでした。
上掲YouTubeのバージョンはその中にありました。
ペリー・コモをとても好きになりましたが、
後にお小遣いが無くなりレコードを中古屋さんに売りま
した。
売る前に気に入っていた歌を何曲か書き写して覚えま
した。

「When You’re Smilling」
「Talk Of The Town」×
→「It’s The Talk Of The Town」2月21日訂正しました。
「South of The Border」
などは今でもかなり覚えています。

冬晴れの新潟県立大潟水と森公園 公園らしい公園。

2016年2月11日(木曜日)

今年初めて全国が晴れたという本日は建国記念の祝日。
晴れたら出かけようと考えていた大潟水と森公園へ家内と
行った。

ここは広大で、特別大きなイベントもなく思い思いに過ごす
ことが出来るためとても気楽だ。

 

9
次々に車がやってくる。

 

1

 

2

 

3
ソリは公園事務所で借りることが出来る。

 

4

 

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ハンノキと青空。

 

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鵜の池と尾神岳。

 

7

 

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公園を出てから行った田んぼは鳥たちの楽園のようだった。

「特別大きなイベントもなく、思い思いに過ごすことが出来る」
自然公園とはそういうものだろう、と思う。

ここも観察会などのイベントはあるが、参加者などあえて抑え
気味にして、ほどよく運営されているようだ。

ますます赤いクリスマスローズ(ヘレボルスニゲル)。

2016年2月10日(水曜日)

少し解けては少し降るを繰り返す今年の雪。
何度も登場しているクリスマスローズ「ヘレボルスニゲル」は
本日一部を残して再び雪に埋もれていた。

1

 

雪をどけるとほっこりと顔を出した。

2
前回よりもさらに赤味を増している。

 

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1月6日、雪を心配して袋を被せようとした日の花。
一ヶ月以上経ってもしおれず、色だけ別の花のように変わった。

傷まないのは花の強さもあるが、雪の中の冷たさと風からも守られて
いるせいもあるのか。

雪の中でひとり咲き続けるクリスマスローズ。
こうして度々皆さんに見て頂き喜んでいるかもしれません。

おばあちゃんってすごいなー 亡くなった人を思い出す。

2016年2月9日(火曜日)

昨日の空は澄み渡り素晴らしかった。
その空のことであるおばあちゃんと初孫が交わした話が
ある。

その昔おじいさんがまだ元気で孫が3,4才だった頃の
こと。
おじいさんは四六時中孫を三輪車に乗せて可愛がった。
おばあちゃんとも仲良しでよく話をしたという。
ある日以下のような会話があったらしい。

「おれはおまんのこと、死んだ後もずーと見ていてやるからね」
「どうやって見るの」
「空の上から見るんだわね」
「おばあちゃんてすごいなー空へ行けるの、どうやって行くの」

今ではその孫もすっかり生意気になりました、ということです。
確かに子供には天使のような時代がありますね。

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      昨日の空を飛んでいたマガンとコハクチョウ。

 

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昨日、澄んだ青空の坂田池湖畔(長峰池と隣り合っています)。

さて心の問題ですが、亡くなった人が一番喜ぶのはその人を思い
出す時だ、と聞いたことがあります。
なるほど、です。

親の事では楽しい事つらい事ともにあります。
楽しい事や楽しい人を思い出すのは比較的容易ですが、
つらい事(人)を思い出すのは普通気が進みません。
でも時にはそれを越えて思い出す事は良いことではないか、
ということなのです。

広げて、どんな人のことでも、亡くなった人を思えば、その人は
慰められたり喜んだりしている、ということも。

忙しいとそうそう出来ませんが、時には短時間でも良いらしいの
です。
何かわかるような感じがします。

待っていた晴れの日 白鳥。

2016年2月8日(月曜日)

予報通りよく晴れた一日。
前回晴れたのがいつがったか思い出せないほど久し振り
の青い空。

昼休みに白鳥を撮ろとうと近隣の吉川区長峰へ行くと群が
いた。

いつぞや見たのと同じような場所だった。

 

1

 

2
飛来するコハクチョウ。
黒い水かきのアクセントが映える。

 

3
マガンも混じって思い思いにお天気を楽しむ様子。

こうしてみると鳥がいなかったらどれだけ自然は殺風景なこと
だろう。
好天は今日一日らしいが春は近づいている。

前回2月6日に「小春日」を用いましたが、秋の言葉でしたので
訂正させて頂きました。

 

昔人の冬 松の雪。

2016年2月6日(土曜日)

立春が過ぎ、雪は少ないが日照も乏しい。
来週半ばから気温が上がり暖かくなるという。

いつか記載したように雪国でただ春ばかり待っていると
貴重な月日が少々もったいない。

その昔、近隣農家の人達は冬になると出稼ぎや奉公で外へ
働きに出た。
残ったお年寄りや子供は来る農繁に向け夜遅くまでワラ仕事
や針仕事に勤しんだという。
高度成長期までこんな過ごし方が身近にあった。

日頃このような方達の話を聞くにつけ、寸暇を惜しんだ昔人達
に敬服を禁じ得ない。

 

0115の雪
庭の松の雪(去る1月中旬)。


0206の抹茶
春を待って「松の雪」というお菓子で抹茶を飲んだ。
庭の松の雪に雰囲気がとても似ている。
京都は丸太町かわみち屋さんのお茶菓子。

間もなく晴れ間のおとずれもあろう。

2月生まれ 全国トップになった新潟県のインフルエンザ 冬鳥。 

2016年2月4日(木曜日)

仕事場の上越市大潟区は一帯でも例年雪が少ない
地域。
今年は少し降っては止み、解けてまた降るを繰り返し、
周辺より多いという話も聞く。

最高4,5℃、最低は-2℃前後でやはり2月は厳しい。
自分は満州の奉天(現瀋陽)でこの月に生まれている。
この時期、寒かったであろう満州のもうもうたる湯気の
産湯を時に想像してみている。

さて当地でインフルエンザが猛威を振るい始めた。
直近の国立感染症研究所の発表で新潟県が
全国トップの届け出率になった。
当院でも高校生~大人を中心に増えている。

インフルエンザでよく耳にするのは、かかったら
十分栄養を摂って、のフレーズ。

だが発熱中は食欲が減退するし、無理に食べると胃腸に
負担をかけ、嘔吐や下痢による体力消耗のリスクを負う。
速やかな回復の為にはむしろ湯茶を飲み軽めの食事が
推奨される。

アトリの群1

アトリの群2
上掲の2枚は先日樹下美術館の近くで見たアトリ(のようです)の群。
シベリア方面から渡ってくるらしいが、
みな元気そうであり、厳冬に大きな群を支える食べ物があるとは不思
議だ。

樹下美術館2016年のイベントのお知らせです。

2016年2月2日(火曜日)

昨日に続いて今年のお知らせです。
樹下美術館の催しとして以下2つのイベントを行います。
どうかお気軽にお楽しみください。

5月14日(土曜日)午後6:30より
「手回し蓄音機でSPレコードを聴く会」
会費大人お一人様500円
中高生お一人300円

10月8日(土曜)午後6:30より
「チェロとギターの夕べ」
・チェロ 竹花加奈子さん
・ギター 蓮見昭夫さん

会費大人お一人様2800円

3
クラシック、童謡、古いポップスなど色々掛ける予定です。

4
2013年以来三年ぶり、スリリングな演奏が期待されます。

お申し込みお問い合わせは
お電話
025-530-4155
受付は3月15日から始めさせて頂きます。
お気軽にお問い合わせください。

今年展示の陶齋は「赤」、倉石隆は「朱」  101才の方から届いたガーベラ。 

2016年2月1日(月曜日)

律儀に時は過ぎ、2月4日の立春が近づきました。
数日ちらほらと雪が降り、一帯の積雪は2、30㎝程度。
路面の雪はすっかり消えています。

さて3月15日の開館を前に今年の展示テーマが決まりました。
小規模な美術館で毎年テーマを決めるのはやや大変です。
しかし作家の実力あるバリエーションのお陰で続ける事が出
来てとても有り難いと思っています。

1
齋藤三郎(陶齋)は「陶齋の赤」
氏の色絵には赤が多く用いられ、その色は雪国の忍従を
突き抜ける情と強さを秘めているようです。

 2
倉石隆は「倉石隆の朱色」です。
およそ氏の絵画はモノクローム(単系色)で描かれます。
そのことは作品の深みや見やすさに繋がり、朱色系は白・黒と
同じくらいよく用いられました。

両氏が住んだ世界は異なりますが、確たる個性の上に豊かな
変化を展開させた点でとても似ています。
華やかな多色を用いなかった点でも共通していました。

暖色。
その色は雪国出身者が見た赤々とした炭火の色かもしれません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

午後ある患者さんから誕生日のお花が届きました。
101才を目前にしたやはり2月生まれのおばあさんからでした。

誕生日祝いの花
心づくしがにじむ黄色のガーベラ。

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