1月3日の寺社参り 瑞天寺の慈悲ただよう石仏群。

2016年1月3日(日曜日)

本日正月3日は高田で16℃まで上がり春のような一日だった。

昼食後天気に誘われて近隣の寺社へ赴いた。
お宮はその昔、同じように晴れた正月に参った柿崎区の圓田神社へ行った。
新年らしくさわやかな神社に、初々しい巫女さんが居て縁起物を買った。

それから車を走らせて買い物、帰路は大潟スマートインターで降り、
付近にある十二神社と瑞天寺を参った。
ともに賽銭箱も無くひっそりしていたが、そのぶん身近に神仏が感じられた。

わけても初めて目にした瑞天寺の石仏には驚かされた。
光背を有する観音菩薩群には素朴ながら十分な表情がみて取れる。
枯れ草の山で慈悲漂う天界の趣に包まれ、心洗われる思いだった。

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圓田神社の晴れやかな幕。

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可愛い巫女さんから縁起物を買う。

 

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ジョーシンでプリンタのインクと蛍光管を購入。
一帯は大変な賑い、ジョーシンの元旦は入場制限が必要だったという。

 

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帰路大潟スマートインターで降り、作秋みつけた十二神社へ参った。
この後車で瑞天寺へ回る。

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瑞天寺山門。左に観音堂、右に本堂が覗く。

 

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同寺の観音堂わきから階段を上り裏山へ。

 

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山の尾根伝いに配置されている石仏群

 

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続く石仏(詳しくないが千手観音や十一面観音であろうか)。

 

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頂きの部分は一段と大きな像が並ぶ。

 

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山から墓地、寺、蜘蛛が池集落、吉川区への眺望。
今日はどこへ行ってもうすモヤが掛かっていた。

 

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白蓮華を持っ聖観音像。
うっとりした表情をしていた。

 

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こちらは端正なお顔。

 

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瑞天寺に安置されている千手観音像(大潟町史 昭和63年5月30日発行より)

瑞天寺は数回寄ったことがあり、古い千手観音や聖観音を拝観したことがある。
また一度だけ同寺墓地の笠原大川の墓を参った。

ただ石仏群について、聞いてはいたが見たのは初めてだった。
墓地のある枯れ草の山を取り巻くように東西に安置された座像。

斯く鄙びた所に美しくも清らかなしつらえを施したのはどんな人だったのだろう。
貴重な遺産には損壊も見られ保全へ公の注力が望まれる。

とても長くなりました。

※追加
:瑞天寺の石仏は江戸時代後期の文化年間(1800年代初め頃)、

大潟区九戸浜の廻船問屋、小林六左衛門によって寄進された、
三十三所観音像ということです(1月4日記載)。

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