2015年12月3日

初冬の午後のSPレコード。

2015年12月3日(木曜日)

昨日と打って変わって強い風雨に見舞われた一日。
この日午後、カフェに音楽好きのお客様が見えて皆さんでSPレコードを聴きました。
カフェの蓄音機の持ち主Sさんが貴重なレコードを何枚も持参されました。

初冬の窓外は荒れ模様。
そんな午後でも室内は暖かく静か、古き良きレコードにぴったりでした。

 

009窓ガラスに貼り付いていたモミジの葉。
季節から届いた冬の挨拶の切手のようでした。

 

012歴史的な音楽家の魂が心に沁みたSPレコード。

イグナツィ・パデレフスキのピアノで「メヌエット」ほか、 モード・パウエルのヴァイオリンでブルックナーの「思い出」ほか、パブロ・カザルスのチェロで「鳥の歌」ほか豊かな個性を聴き、後段はシャルル・トレネとイヴェット・ジローのシャンソンで暖まりました。
ほかにお客様の無かった荒れ模様の午後を古き良きレコードで過ごしました。

蓄音機でSPレコードを聞く会を来年5月第2土曜日夕刻に、参加費500円で当館で予定しています。
どうか楽しみにご期待ください。

 

020帰路に走った夕刻の道。
雪国の荒れた日ならではの静謐さが漂っていました。

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