2015年11月20日
一昨日に始まっためまい。
これまで多くの方のめまいを診てきましたが、一昨日11月18日私自身が強いめまいに襲われました。
体験を記して余計なご心配をお掛けするのは恐縮ですが、出来事として記してみました。
18日早朝、まだ暗い時刻に突然の強いめまいで目ざめました。
目を開けますと緑、赤、青、黄色、などエアコンのランプが反時計回りに激しく回転していました。
つらくて目を開けていられません。
めったにない右向き姿勢だったのをゆっくり仰向けに直すと再び眠りに落ちました。
さて起床時、頭の角度が上下左右30度ほどで途端にぐらぐらします。
特に用事の多い下向きで症状が誘発されるのです。
靴下などは出来るだけ下を見ないようにして履きました。
仕事も頭を動かさないよう、カルテなどはやや遠くに置いて書きました。
インフルエンザワクチンの方も多く忙しかったのですが、かろうじて午前の診療を終えるとベッドに横たわりました。
問題は午後からでした。
近隣の特養ホームのワクチン接種日。
なんとかなるだろうと出かけ、看護師さんたちにめまいがしていることを告げました。
立って行うベッドや車椅子の方の注射jは下向きが必要です。
始めるとまもなく辛くなりましたので、途中からひざまづくようして、前向きを心がけました。
予診票のサインは机上を避け、壁に紙を付けて行いました。
しかし後半に入るとゆっくり壁が回り出し、足もとが不安定になりました。
最後の方に注射をし終わると猛烈な回転が始まりました。
真っ直ぐになっていることが出来ず、しゃがみ込み必死にベッド柵につかまり目をつむりました。
体が右に飛ばされる感じがして、恐怖を伴い冷や汗がでて気が遠くなりそうでした。
看護師さんたちが集まり車椅子に乗せてくれました。
ひごろ出来れば皆さんを励ましたい自分が真っ青になり瞑目して車椅子で運ばれる。
まだこれはいつか来る日ではないだろう、と思いつつ辛さに耐えるだけでした。
運ばれて寝かされたのは霊安室。
そこは亡くなられた方を安置する部屋兼相談室で、半分ほどにご家族が休む畳が敷かれています。
そっと目を開けますと、法隆寺の夢殿観音と思われる仏像のプリントが見えました。
一瞬ですがいいなあ、と思いました。
部屋で何度も吐き気に襲われました。
一角ににシンクがあり、ペーパータオルが置かれていました。
伝わって近づきタオルを出してビニールカバーの中に吐きました。
間もなくやって来た妻は真っ青な私に驚きましたが、彼女の運転で帰宅しました。
家で我が方の看護師が点滴を刺し抗めまい薬も服用しましたが、めまいと嘔吐は続きました。
わずか5度前後しか頭の位置を変えることができません。
それをこらえて少しずつゆっくり振り幅を増やしてみました。
帰宅して7時間、ようやく左右45度ずつほど向けるようになり眠りにつきました。
昨日と本日はかなり改善され、きつい向きを避ければ仕事も往診も出来ました。
おそらく良性めまい(身体の傾き感覚を司る内耳の三半規管に、隣接する前後左右の加速度測定器官内にある細かな耳石が誤って流入しておこる平衡異常)。
本日一定の頭重感があり午後、念のため病院の脳外科を受診しました。
初めてのMRIで20分間、頭の周りでドードー、ガーガー、ポッポッという音を聞きました。
脳外科に紹介した患者さん達はみなこのような音を我慢して聞いていたのですね。
旧知の脳外科医の診察でした。
お陰様で出血や腫瘍はありませんでした。
ついでながら、目立った皮質の萎縮も無く、認知症にかかわる海馬はまあまあ充実、4年前のドック健診で動脈硬化が予想された左内頸動脈も順調な交通だということが分かりました。
おぼつかない自分の脳でしたが、形態的にひとまず維持されている様子に救いを覚えました。
ひと安心でしたが、もしかしたら伏線に前日の庭仕事があったかもしれない、と勝手に想像しています。
慣れない上向きの剪定作業のあと、強い下向き動作を繰り返し、朽ち木の根っ子をシャベルで掘ったのです。
ぐるぐる周りながらジャンプしてシャベルに飛び乗る。
もしかしたらこんな動作で耳石がずれ、明け方珍しく右向きの姿勢になった時に三半規管に流入したのかもしれません。
様々な方達が経験される激しいめまい。
今回その辛さがよくわかりました。
近時理学療法的な治療やリハビリもあり、治療の様相も変わったやにみえます。
にもかかわらず同じ人が繰り返される事も少なくありません。
最後に、多くの方にお大事に、無理をしないように、と仰って頂きました。
いたわりとして嬉しく思い深く感謝しています。
現在左右とも90度は大丈夫、上下もまあまあになっています。
生活を急に変えるわけにも行きませんが、庭仕事は当面加減し再発しないよう気を付けたいと思っています。
お世話になった皆様本当に有り難うございました。。
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