前線の通過か バラの季節 陶齋のバラ。 

2015年6月3日(水曜日)

昨日の少々変わった感じの雲は本日の変わりやすいお天気の前触れだったのか。
一昨日、6月は最も良い月と書いたばかりだったのに。

本日朝から午後まで南気の風が吹いた。
午後、施設出務の前に寄った美術館の庭でアジサイとクリスマスローズの一部がぐったりしている。
急いで水をやったが、さして高温でなくとも南風は悪い。

ところが施設から戻ってしばらくすると雨が降り始め、気温が下がり風向きが変わった。
日本海に低気圧が発生し前線が通過した模様。

 

バラ雨中の診療所の白ばら「アイスバーグ」。
強いバラのようであり、濡れてもあまり下を向かない。

 

陶齋のバラ齋藤三郎(号・陶齋)が父・敬義(のりよし)に宛てた手紙のバラの絵(昭和20年代)。
花から順に奇数で増える葉の数や、葉の付け根にある托葉(たくよう)もよく観察されている。
下絵なしで茎や葉柄の輪郭線を平行に描けるのもさすが。
「近頃ハ何でもその辺の花を取ってはその辺の紙に写生して見ております」などと書かれている。

今バラは真っ盛り、近いうちに美しく咲かせているご近所さんを訪ねてみたい。

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