2014年12月
大晦日の白鳥とはくたか Anniversaly Song 上越地域医療センター病院の貴重。
いよいよ2014年は最後の一日となった。
やはり感慨を禁じ得ない。
あと二カk月半の走行、くびき駅を出た頸城平野で最後の大晦日を下る本日のほくほく線特急「はくたか」
白鳥がはくたかを見ている。
トム・ジョーンズの「アニヴァーサリー・ソング」
幸い予報されるほどの悪天候を免れほっとさせられる。
本日午後頸城野(くびきの)の白鳥は美しく、最後の大晦日を走る「はくたか」も見ることが出来た。
夕刻は高熱と脱水に苦しむ高田の方を上越地域医療センター病院で引き受けて頂き感謝に堪えない。
当病院は極めて有用性が高いものの、建物の老朽は否めない。
新築に向けて一歩を踏み出すという市長の言及は極めて貴重であろう。
さて世間で大晦日も人は頑張っている。
来る年は、人の努力と平和に水を差したり不安を煽るような政治だけはどうか避けてもらいたい。
なくし物が出てきた 次の午年とは。
いよいよ2014年も押し詰まって来た。
そんな折の4,5日、キーホルダーを紛失したままだった。
車は予備の鍵で運転出来たが家の鍵やセキュリティのスティックに不自由していた。
合い鍵の製作を覚悟した本日昼、自分が座っている椅子の背もたれと座布団の隙間にあった。
鍵を失くしたまま年を越すのは心細かったが、出てきてほっとした。
幸せは(真実の)光を当てればすぐそばにある、、、秋に読んだ「青い鳥」を思い出した。
私は子供時代から失くし物忘れ物が多かった。
小学校でしばしば本やカバンを持たずに登校したり、中高生で週末の下宿からの帰りの汽車で何度も荷物を忘れた。
仕事をするようになり、往診先から忘れた聴診器が届けられたことが二三度はある。
このことは私だけでなく、亡き父も聴診器や往診カバンが届けられていた。
遺伝かなと思っていたところ、長男が小学一年生になった新学期、何かあだなが付いたかと尋ねた。
「忘れ物キング」
驚くと共に気の毒になった。
そんな自分は干支がちゃんと言えない。
昨年まで「ね、うし、とら、う、たつ、み」が限界、今年になって「うま、ひつじ」を覚えた。
今年は私の干支の「うま」だったので覚え、語呂が良いのでひつじまで行った。
しかし再び忘れそうな気がする。
ところで年月のスピードは猛烈に速くなっているのに、次のうま年など気が遠くなるほど先に感じられる。
不思議なことだが、生きているかどうかわからない事。
あるいはそもそも干支に無頓着。
何より、早く来てほしくないという深層心理が正解らしい。
優れた華道教授だった義母の逝去。
長年、華道「古流松應会 深雪支部」を担った義母が去る12月26日夕刻に亡くなった。
幾つか終末の起伏を越えて頑張られた末の清々しい旅立ちだった。
華道教授として、必要なことを即座に答え続けられた優しく立派な方だったと思う。
多くのお弟子さんたちと8人の孫ひ孫、そして丁重な読経に送られた旅立ちだった。
28日夕刻、斎場から帰りのバスで見た南葉山、春日山方面の明るい夕空。
すでに日の入りがわずか遅くなり、日が長くなり始めている。
手厚くして頂きました全ての関係者の皆様に心から御礼申し上げます。
古流松應会「深雪支部」の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
本日クリスマスの日、樹下美術館は今年を終了致しました。
本日、今年の樹下美術館は前月より20人、前年より200人様の増加で終了致しました(イベント含まず)。
お寄り下さった全ての皆様に心より感謝申し上げます。
昨日はイブで今日はクリスマスでした。
思わぬ可愛いプレゼントを頂きました。
左はあるご夫婦が私を小さなライオンと仰って、届けて下さいました。さっそく往診カバンに付けます。
右は昨日診察の後、先生これ、と仰って頂いた可愛いチョコレートボックスです。
本日目に入ったカフェの本。
左ラファエロ「大公の聖母」、右ゴヤ「スペイン王子フランシスコ・デ・パウラ・アントニオの肖像」。
いずれも美しい展覧会図録です。
マガンとヒシクイ(オオヒシクイ)の群。
雪は降らないが、好天とは言えない数日、絶え間なくお客様に来て頂いて感謝に堪えません。
繰り返してお寄り下さった方もいらっしゃいました。
本日大潟区潟田のマガンとヒシクイの群。
お食事中ごめんなさい、私が車を止めましたのでみな首を伸ばして警戒しています。
マガンとヒシクイは良く似ていて、曇り日などは遠目に区別が付きにくいのですが、違いがあります。
上掲の写真をトリミングしました。矢印の二羽がマガンで向こうはヒシクイ(たぶんオオヒシクイ)です。
詳細な写真ではありませんが違いがお分かりでしょうか。くちばしの色、胸~腹の模様などに違いがあります。
さらにヒシクイまたオオヒシクイはマガンより大きいのです。
いつか珍しい雁に出会いたいと思っています。
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ところで身内の高齢者の容態が良くなく、一時期ブログをお休みさせていただくようになるかもしれません。
樹下美術館は明日が今期の最終日です、皆様には心から感謝いたしています。
甥夫婦のパン屋「HARENOHI」を訪ねた。
今日は天皇誕生日の祝日。
日中は降らず雲と青空がめまぐるしく交替した。
甥夫婦が近くの「ナルスおおがた店」にパン屋を出店してふた月が経った。
花を出させてもらい初日に訪ねたが、ごった返して写真も撮れなかった。
もう二ヶ月、本日午前カメラをもって訪ねた。
店の位置が良く、さまざまなパンから睦まじい二人の暖かな心が伝わる。
居た間、お客様が出入りされ無事な様子に安心した。
キューバと米国 大人の国へ 暖かなルーベン・ゴンザレスのルンバ。
雨交じりのみぞれの一日、美術館の周囲で20㎝、診療所では10㎝ほどの積雪で推移している。
しかるに現在夜8時半すぎ、数回昼間のような稲妻がカーテンを染めて大音響が響き渡った。
過日農産物を届けて下さった方の山間地区は一時2メートル近く積もったという。
雪に阻まれ帰宅できなくなった身内のために、家族が除雪機を乗せて救出に向かったとも聞いた。
さほど遠隔でなくても、地勢によって雪の状況は非常に大きな違いがある。
さて寒気の真っ最中、キューバとアメリカ合衆国が国交正常化に向けて動き出した。
反米の社会主義国と米国フロリダ南端とは、わずか150キロ足らずの距離だ。
近くの者同士を敵対させるような悲しい政治では本当に困るのである。
胸傷むニュースばかりの中、このたび両国が恩讐を越えて関係改善に向かうことになった。
これには米国の部分的な寛容さもあろうが、カストロ政権の(フィデル→ラウル)洗練さが、ものをいっているのではないだろうか。
当事者には複雑な要素もあるようだが何とか粘って上手く行ってほしい。
そもそもキューバは偶像やモニュメントなど指導者の美化崇拝を避け、貧しいながら医療に全力投球をしてきた。
そして野球や音楽が大好きなうえ親日国家である。
このたびのことは突然始まったことではなく、おそらく長く忍耐強い外交交渉が生み出した成果ではないのか。
好き嫌いの感情論のあげく、力を頼りに必死に固まるばかりのどこかの国々と違って、大人(おとな)だなあと感じるのである。
キューバのピアニスト、ルーベン・ゴンザレスの「Melodía del rio」。
川のメロディーという意味でしょうか。
明日は火曜日、定期休館日ですが、祝日ですので開館いたしてます。
わずかの茜 雪は天からの手紙。
くびき野の雲間に茜の色刺せば 明日は晴れかとふと思ふなり
晴れるかと思ふは夕べの気のまぐれ 夜にはあられの窓叩く音
本日「雪は天からの手紙」という雪の研究者・中谷宇吉郎の言葉を聞いた。
今は「天からのメール」かもしれないが、やはり文脈では手紙がいい。
佐渡島がよく見えた曇天の柿崎海岸 陶片など&ハマヒヨドリ。
悪天候は外れてほしい冬の天気予報。
本日、雨/雪の予報だったが、午後10度近くあった暖かな曇天、夕刻は小雨だった。
よくそうするように土曜日午後なので柿崎海岸を歩いた。
水平線に佐渡島がよく見える。
右側の雪を抱く山は金北山であろうく(ズーム&トリミング)。
柿崎ー金北山は100キロほどあるようです。
落ちていた瀬戸物のかけら。桜と思われる意匠が晴れ晴れとしている。
小碗の底に「大明成化年製」の文字(大の字がおかしいのです)。
本物なら明時代だが、当然伊万里のかけら。
色形がきれいなシーグラス。チョーカーにしてみます。
(およそ実物大です)
本日ご来館のお客様、賑やかにして頂き有り難うございました。
貴重な晴れの日。
気持ちの良いお天気の一日、多くの方が忙しかったと仰いました。
毎冬当館裏のデッキにあるベンチとテーブルはシートにくるまって越冬します。
本日スタッフによってしっかりカバーが掛けられ来春の開館を待つことになりました。
ところで昨日お電話くださった新潟市の方がご夫婦で来られました。
以前何度か訪ねくださり、どうしても年内にもう一度来たかった、と仰いました。
雪が心配でお電話されたということ、今日はお天気で本当に良かったです、有り難うございました。
今年の樹下美術館は残すところあと6日。
一日一日が名残惜しく感じられます。
ああ除雪して良かった。
爆弾低気圧の強風が残ったみぞれ模様の一日でした。
さて樹下美術館は40度くの字に曲がって作られています。
カフェは丁度くの字の真ん中にあり、屋根の雪が集中して落ちることになります。
少なめの降雪でも大きな屋根から落下した雪は窓をふさぎます。
カフェ正面に積み上がった落雪。そう多くない降雪でもここは大雪です。
例年ならばこんなになるのは休館中の1~2月ですが、今年は除雪が必要になりました。
妻が当番のこの日、午後休診日の私がスノーダンプを使いました。
落下した雪はとても固くて大変です。
およそ一時間半、正面の窓から向こうが見えるようになりました。
番茶で一服して裏手に出ると、田んぼにマガンの大きな群がいました。
帰り際、名簿の整理をしていた妻に「誰か来てくれないかなあ」と思わず漏らしました。
家に帰ると間もなく、あるメーカーの方達が5人で来てミーティングをしていると電話がありました。
本日はこの5人の方だけ、ああしかし何と有り難いのでしょう。
そして閉館の頃、
〝館長のブログを見ている、ぜひ明日訪ねたいが雪はどうですか〟と電話があったそうです。
新潟市の女性ということでした。
何と有り難いのでしょうの2回目です。
120キロの雪道、明日は荒れませんように、呉々も気を付けてお越しください。
ああ除雪して良かった。
おまけの写真です。夕暮れ時カフェから見る庭に裸婦が浮かびました。
カフェの背後にある照明された絵画展示ホールの絵が、狭いスペースの間からガラスに写るのです。
倉石隆の「夏の午後」ですが位置を変えると「更紗(さらさ)」が写って見えます。
昨年11月、同じように窓に写った「秋」を掲載しました。
上越市沿岸の雪 円安どきに孫の海外土産。
昨日に続く強力な低気圧と寒波で東京と静岡県から雪見舞の電話を頂く。
ところが幸いなことに、上越市頸城区の樹下美術館で積雪15㎝、診療所の大潟区はほぼゼロなのです。
丸一日の強風と雨は、沿岸に消雪作用をもたらしました。
しかし今夜、風が止めばシンシンと積もることが考えられます。
今夕、仕事場の駐車場。屋根も地面も雪は見られません。
小さな駐車場が三カ所ありますので、雪はいつも心配です。
スポーツイベントで出かけた高2の孫のニュージーランド土産。
サクサクとしたクッキーは美味しかったが、$15が目に止まった。
超円安の時節、気遣いが心に沁みる。
冬の爆弾低気圧 寒菊の色。
本日の気象予報は爆弾低気圧の発生と発達一色だった。
今夜から明日一日、まず猛烈な風が吹くらしい。
列島に沿って台風が発達して通過していくようなものである。
夕刻から気温が上がっているためドシャドシャと雨が吹き付けている。
今後上空の寒気が引っ張り出されてくると吹雪になるらしい。
雨にまじってアラレが時折たたきつけ、あまつさえ雷が鳴りはじめた。
風と雨で雪は消えつつあったが、明日冬将軍は第二撃目の雪を降らせるのか。
冬はあたかも守るだけの戦のようだ。
ヒュウーヒューゴーゴー、ゴロゴロバリバリ、バタバタザーザーと次第にうるさくなってきた。
暖かなお茶を飲み孫のニュージーランド土産のクッキーを食べ、
専念すべきことに取り組むことにしよう。
拙句) 寒菊の色に心の暖まり
(本日在宅回りで見た花)
やはり今年の海は暖かいのか。
本日午後の定期在宅回りは二件の雁子浜。
旧国道から100メートルも入ると海は目の前だ。
帰りに寄るともうもうと水蒸気が立ちのぼっていた。
もっと寒いころに見たことがあるが、これほどではなかった。
言われるように髙い海水温度の現れなのだろう。
海が暖かいのであれば、あとはしばらく上空の強い寒気に引いて貰いたいところだ。
この日昼過ぎ、ある会社で健診後の面談があった。
すでに受診中の人を除きピックアップされた方達と会った。
100人ほどの事業所だが、一人一人の心身に目が向けられているので張り合いがある。
終えて遅い昼食は美術館でホットサンドを食べた。
居合わせた二人の若いお母さん、ご来館有り難うございました。
投票へ行った人の貴重。
昨晩の予報ほどは降らなかったが、雨交じりのみぞれの一日。
衆議院選挙があった。
除雪がいまいちの駐車場の雪かきをしてから投票場へ行った。
投票場の広い駐車場は待ちが必要なほど混んでいた。
悪天候の中、これだけ人が来る。
黙々たる分、選ばれる人よりむしろ選ぶ人の方が立派ではないかと感じた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
25日が今年の最終日、本日ご来館の皆様から名残惜しさが伝わった日曜日でした。
私たちの忘年会。
本日のみぞれ模様は夕刻から本降りへと変わりました。
そんな日に11名様も来て頂き感謝に堪えません。
この日、診療所と樹下美術館一緒の忘年会をしました。
お世話になっている方達もお招きして17名、会場は近くのビストロ・サブリーユでした。
最後まで新鮮、素朴かつ暖かなメニューはとてもリーズナブルです。
初めてのことでしたが、高田からI氏をお呼びして沢山ピアノを弾いて頂きました。
ルイス・ボンファの「ジェントル・レイン」も弾いてくださったI氏。
これからも楽しみな方です。
樹下美術館は25日で名残惜しい今年の終了です。
皆様には心から感謝いたしています。
福祉施設の忘年会に出て。
今夕、医療スタッフとして加わっている上越市内の特別養護老人ホーム「しいおさいの里」の忘年会があった。
2000年開設の中堅施設で100数十人の職員がいる。
およそ皆若い。
言い方を変えれば若くなくては働けないのが介護福祉の現場といえる。
若さのメリットとして肉体の強靱さとともに人間の良さが挙げられる。
仕事の基本姿勢は前屈みの肉体労働である。
丸一日、足腰の負担は並大抵でない。
人は年令とともに知識、経験と称して時としてずるさや悪意も身につける。
しかし若者は一旦張り合いを覚えればその使命感は愚直なほどである。
当組織は高齢者とともに若年障害者も世話している。
開設以来研修に次ぐ研修と、内部の各種対策委員会を重ねて心技を研鑽している。
長時間を要する食事介助、手際よいおむつ交換、大量失禁の処置、排泄の誘導と介助、
着替えの世話、なだめと傾聴、投薬管理、褥瘡予防、補助栄養管理、入浴介助、医療連携。
一般からすれば出来ればやりたくないことを365日行う。
本日忘年会で思った。
「人生終わり悪しければ全て悪し、良ければ全て良し」であり、
「自業自得と批判する人にも思わぬ自業自得があり得る」のである。
80才まで良かったが、その後に考えもしなかった事態が待っている。
85才すぎて見本のようだった人に90才で夢にも思わなかっことが起こりうる。
人の最後は往々にして見当が付かないのである。
どれほど社会に尽くそうと、どれほど社会から疎まれようと,
「終わりは良くありたい」
これを保障するのは政治、なかんずく福祉以外にない。
なのに国は現場の評価を軽んじ、あまつさえ公共なのに自助努力などと逃げる。
経済第一の自助努力など一歩間違えば悪徳への誘導に過ぎない。
明後日は衆議院の選挙がある。
福祉の為にもまず景気。
こんなこと何十年も、耳が痛くなるほど聞かされた。
政治、そして福祉を知っていそうな人が居ればいいのだが、よく分からない。
非常に新鮮なE129系電車。
本日午後、信越線・土底浜駅の踏切待ちで、見たことが無い電車がさっそうと通過して停車した。
駅駐車場に入り、出発して行く電車を二枚撮った。
JR東・新潟支社で今秋から一部導入が始まった真新しいE129系車両だと後で知った。
目にしたのは直江津までの試験走行車だったのか。
プラチナ系の地に黄色とオレンジのラインが気が利いていた。
ブルーや緑が目立った当地のJR車両が一転して暖かな色使いになった。
そのラインが前後で翼のように跳ねているのも元気だ。
通勤用か、2両編成で去って行く車両は実に軽やかで新鮮、かつ愛らしかった。
消費電力は従来の半分、車内照明はLED。
車内はユニバーサルデザインが採用されているという。
幸せな感じがあり乗ってみたい。
直江津の信越本線を中心に走ると考えられるが、いつからだろう。
単純(簡単)で嬉しいもの。
何かと気ぜわしい今頃ふと嬉しい出会いがある。
先日高田で買ってきたという麩せんべはクリスマスの意匠。
余りの軽さと可愛さに3枚食べた。
また一昨日の食事会で焼き柿が出たが、その前にあぶった百合根が出た。
なんの造作もなく山椒味噌がちょっぴり付いていただけだった。
明日は晴れの予報が出ていて単純に嬉しい。
消えかかる雪 柿崎海岸の千鳥。
時に陽が射し、時にしぐれた一日。
樹下美術館周辺の雪は少しずつ消え始めました。
晴れ間を見て昼休みに柿崎海岸を少し歩き、千鳥と出会いました。
通常、千鳥格子のように群が多いのですが本日は二羽だけ.。
出会って久し振りに母を思い出しました。
千鳥→浜千鳥の歌→母、という流れが決まっているのです。
千鳥は素早く歩きそして飛びますが、本日は可愛くカメラに収まってくれました。
本日お見えのお客様、大変有り難うござました。
不意をくらった雪の一撃 岩の原葡萄園着任の睦まじいお二人。
昨夜からの雪は冬将軍の今期最初の厳しい一撃でした。
スタッフのお陰で何とか確保した片側の駐車場、5人の勇敢なお客様も見えました。。
さて昨夕は友人夫婦を交え、岩の原葡萄園の棚橋さんご夫婦と大潟区土底浜「都寿司」で食事をしました。
悪天候の夜、ご夫婦は西国からの新着ながらしっかりした長靴の出で立ちで、雪国の人になりきって見えました。
岩の原ワイン醸造を指導された坂口謹一郎博士が先の大戦の戦渦を避けるべく東大の研究室を資料ごと現・高田農業高等学校に移されたこと、当地で続けられる膨大な気象・地質データの収集分析、生きている農芸魂、暖かな上越の人々のことなど話尽きませんでした。
目の前で逞しく成熟する深雪花・赤(左)、金色の豊かなレッド・ミルレンニュームのグラス、右・そのボトル。
写真にありませんが、最初から堂々としていたヘリテージ2011も文句なしでした。
スパークリングワインは泡が細かいほど良く、グラスを耳に近づけてその音を聞く楽しみを教わりました。
後半食べ物は次第に優しくなり、デザートは意外にも「焼き柿」。
満を持してレッド・ミルレンニューム13が空けられ、天上へ導かれる心地になりました。
荒天の中、ご夫婦の自然な睦まじさは印象的でした。
果敢に上越に来られたお二人を心から応援しています。
冬を迎えるもう一つの密かな意味?
寒波が訪れていて午後車による車外気温の表示は2℃だった。
山陰~北陸は随分ひどく降られたようだが、上越市の樹下美術館周辺は痕跡程度だった。
状況は上空の寒気の位置で一変する。
一方で気象予報士たちが日本海の海水温が高い、とまた言い始めた。
毎冬のことだが、雪は遅かれ少なかれと祈る毎日になった。
そのことで往診中、ふと雪と死は似ている、と思った。
死も雪も、
「必ず来るが、それまではまだまだ」と思っている。
「いずれ来るなら少しでも遅いほうがいい」と思っている。
「なるべくなら少ない(楽な)ほうがいい」と思っている。
なるほど似ている、もしかしたら、
「私たち雪国の人間は、死を迎えることに似た心境を毎年密かに経験している」
のではないだろうか。
それによって他所の人たちよりも
「死を不安視してあれこれ考え巡る度合いが幾分軽る目になっている」
ことが考えられまいか。
見方を変えれば、
「それだけ冬は厳しい」と言うことになる。
「私たちは毎年この厳しい冬を迎え、のり越えることで」、
「いつしか死を迎えそれを越えるに似た修養(修行)を毎年積んでいる」可能性がある。
ならば、
「つらい冬(雪)には、一種天の贈りものもそっと込められている」のかもしれない。
但しこれは終末に対する概念上のことである。
生きている限りの疾病予防は、すこやかな生と死への貴重な備えであることは論を待たない。
変妙な論を並べて申し分けありません。
本日午後に寄ったカフェで紅茶を飲んだ。二杯分のポットで550円でした。
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私が寄った午後、後からお入り下さった若いお二人さん、ブログを見て下さっていると仰り嬉しかったです。
本日は妙なことを書いて申し分けありませんでした。
皆様またお待ちしています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて23時30分の追加です、静かだと思っていましたが本降りとなり積もり始めました。
タフな作品たちが憩う。
樹下美術館の今年の開館は12月25日(木曜日)までですので、21日を残すだけになりました。
夕刻、お客様が去った館内には今年精一杯支えてくれた作品たちが疲れも見せず、佇んでいました。
開館以来カフェの右に掛かる篠崎正喜氏の大きな「午睡」
館内のペンダントライトのもと、気持ちよさそうです。
精魂込められた美術作品は、時空を越えて魅力を放ち極めてタフなものだ、と感じました。
風が残った日。
日中、昨日吹き残した風が止まなかった。
本日は概ね空の半分ほど青空が見えたが、雲は忙しそうだった。
3軒の在宅回りの水田地帯、いつしか沢山の雁類が来ている。
元気な冬鳥を見ていると「寒い」と言うのに気が引ける。
雲間からいたずらんぼのような月が覗いていた。
6日が満月らしい。晴れてくれないかな。
夕刻ようやく風の音が止んだ。
季節風の一日 波の花と虹彩。
強風の一日は火曜定期の休館日で助かった。
吹き放題吹いた季節風、冬将軍の一撃として満足だったのだろうか。
あられや雪がなかっただけ楽だった。
2軒の在宅回りは強風で傘を差すわけもいかず、車から玄関へ看護師とダッシュ。
以下は大荒れの昼休みに見た、近くの上越市大潟漁港です。
一瞬の晴れ間に浮かんだ波の花、しぶきに掛かる虹彩は、冬将軍の忘れ物だったかもしれません。
これだけ吹いたのですから、明日は少しゆるんでほしいところです。
80代なかばの方のお話。
昨日は人と会うことと認知症への考えなど書いてみました。
本日は、おおむね独り暮らしで時々息子さんが訪ねて来られる80代半ばの方の話を書きました。
読書がお好きだった元気な方で、この年代の日常がよく伝わる話だと思いました。
〝最近、新聞はまずお悔やみ欄、それから大きい見出しだけ読んで終わり。
テレビはニュースを眺めて後は付けっぱなし。
本日はヘルパーさんに来て貰ったが、掃除が一番助かる。
時々息子がくるが男の足跡はべたべたして気持ち悪いのでぞうきん掛けが助かる。
洗濯機は本当に有り難い。
ただ放り込めばそれでよく、乾燥もしてくれる。
アイロン掛けは、しなくていい物を買っているので呑気なもんだ。
便利な世の中になったが、昔あったバス路線がなくなったのが不便だ。
もう実家の方へ行くことが出来ない。
近くに友達がいるが、やっぱり昔の友達にも会いたい。
また、タクシー代が年々高くなったので買い物にすごく不便だ。
しかし一時止めていた近くのスーパーが、最近駐車場にテントを建てて何でも売り始めたので助かる。
回りで私より若い人たちがどんどん死んで行くのはどうしてでしょうか〟
以上とても生活実感がにじんだ話でした。
ただ最後の一言にはっとさせられました。
- 花頭窓、二十三夜塔、庚申塔、社寺
- 樹下だより
- 齋藤三郎(陶齋)
- 倉石隆
- 小山作之助・夏は来ぬ
- 聴老(お年寄り&昔の話)
- 医療・保健・福祉・新型コロナウイルス
- 花鳥・庭・生き物
- 空・海・気象
- 頸城野点景
- ほくほく線電車&乗り物
- 社会・政治・環境
- 明け暮れ 我が家 お出かけ
- 文化・美術・音楽・本・映画・スポーツ
- 食・飲・茶・器
- 拙(歌、句、文)
- こども
- 館長の作品。
- かって認知症だった人、晩年の「ありがとう」は「好き」だった。
- 妙高市はいもり池の近く「ギャラリー峨々」を訪ねた。樹下美術館も紅葉。
- 再び良寛椿の苗。
- 1本の木にキンカンとカラタチの実が。
- 秋晴れの日のゴルフ。
- カフェのノート、スケッチブックの絵、ブログ展その3。
- 本日ジョケラさん初日。
- 明日からジョケラさんの展示会 高宮あけみ展のご来館有り難うございました。
- 別れ。
- カフェのノート、スケッチブックの絵、ブログ展その2。
- 講演会「良寛さんに学ぶ」が無事終了した。
- カフェのノート、スケッチブックの絵、ブログ展その1。
- 来たる11月7日からラッセル・ジョケラさんの展示会 晩秋の花 近隣のコハクチョウ
- 先週末の種々。
- 高田高等学校創立150周年の秋 いたくら桜園 近隣の秋。
- 「ラッセル・ジョケラ木工展」 可愛いお子さんとおじいちゃん。
- 本日今年最後の同業ゴルフ。
- 今夜のコンサート カッチーニの「アヴェ・マリア」。
- 信州は須坂で江戸時代の料理を食べる 満月、私達の奇跡。
- 失った1枚 栗。
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