齋藤三郎(陶齋)の器と花。

2014年8月25日(月曜日)

樹下美術館の陶芸ホールでは器に花を入れて飾っています。
作品を実用するのことには意見が分かれるかもしれません。
しかしながら館内が和むこと、器に生気が漂うことを良しとして続けている次第です。

昨年は4つの器を使いましたが時期によって花を供給するのに少々大変でした。
そこで今年は2つ、会場入り口と奥正面の器で花を飾っています。

辰砂鶴首壺辰砂鶴首花瓶(しんしゃつるくびかびん)
タムラソウ、桃源ホトトギスやイトススキなどが入っています。

桃源ホトトギス 可憐な桃源ホトトギス。

鉄絵手桶花生鉄絵手桶花生(てつえておけはないけ)
白花シュウカイドウ、ダンギク、ヤハズススキなどが入っています。

花好きだった齋藤三郎(陶齋)の器は花を活かす一方で器自身も生き生きします。

現在よく花を頂くお茶人から届いたものと、当館庭のススキ類が相性よく収まっています。
お花が変わるかも知れませんが、ずっと続けますのでどうかご覧になって下さい。

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