台風一過の空 憎らしいカボチャ。

2014年8月11日(月曜日)

今朝までに台風11号は当地の沖合を抜けて行った。
上越地方はさほど目立った被害はなかったようだが、一日中強い風が吹いた。

多くの台風がそうであるように、去った後の空にはさまざまな雲が現れて興味深かった。
夕暮れ時、塵が払われた空の雲は四方まで華やかに染まっていた。

吹き出す雲雲が雲を噴出しているような昼の空。
高いすじ雲に低い雲が重なっているだけのようですが、面白い光景でした。

 

四ツ屋浜の夕刻夕刻、日没と反対の空も赤々と染まった。

本日お会いした88才のおばあちゃんは気丈な独り暮らし。
右手に新しく湿布が貼られていた。固いカボチャに手こずったらしい。
「カボチャと格闘したので痛くて痛くて、憎らしいカボチャだわ本当に」と仰った。
肩も胸も痛いということ。

一時は寝たきりが心配され関係者で相談会も行ったが、春から老人カーでトイレに行けるようになった。
今は新聞を読み読書をし墨絵を描き、前向きに暮らしていらっしゃる。

カボチャと言えば昔、母から切ってといわれて切ったことがあるが確かに石のようだった。
本日見かねた看護士が少し茹でてから切ったらどうでしょうか、と言った。

何かあれば飛んでくる息子さんが近隣にいるが、本人はここがいいと仰る。
カボチャと格闘されたおばあちゃん、多くの人が無事を祈っている。

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