晩秋の頸城野。

2013年11月15日(金曜日)

日ごと変わる秋の空。本日の夕刻在宅回りを始める頃から雲が切れて青空が見えた。

傾いた陽が頸城野を照らして行った。

ひつじ田雪の関田山脈、高橋新田の紅葉の欅、広がる〝ひつじ田〟

 

大根美味しそうな大根。今年はよく実ったらしい。

 

鵜の浜の雲鵜の浜温泉の大きな雲。車が押しつぶされそうだ。

昔のこととなったが、車椅子の母を秋の農道に連れ出すとよく〝ひつじ田、ひつじ田〟と言った。

稲のひこばえが生えた秋の田のことだ。本日のそれはたまたま射した陽に映えてまことに鮮やかだった。

拙句) ひつじ田に茜の射して母浮かぶ

 先日樹下美術館のお客様で、カフェから見えるひつじ田を詠まれた方がいらっしゃった。館内のノートに俳句が書かれていることがありますが、心和まされます。

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