浄興寺の茶会 大根炊き 古着の初おろし。

2013年11月4日(月曜日)

日曜日の昨日午前は、浄興寺茶会だった。9時前に到着し裏千家・西口宗米先生のお席から表千家は野村宗幽先生のお席と回った。

いずれも薄茶。晩秋の名刹で秋の名残を惜しみ、冬を迎える風情が漂う会だった。

お点前
最初の席が終わると懐かしい先生にお会いした。惜しまれて亡くなられた私の茶の先生の親先生だった。優しい笑顔がお元気で嬉しかった。

 

お運び2若い男子の生徒さんが運んでくれた。とても熱心だとお聞きした。

茶道は、どんな人にも道が開けている。
「その道に入らんと思ふ心こそ 我が身ながらの師匠なりけれ」
茶の道、心得を伝えた利休百首の頭に出てくる素晴らしい言葉だ。

この言葉は亡き師から何度も聞かされた。
「私も師ですが、やってみたい、学ぼうというあなたの心も師なのです」、と。

古着 昨年10月に東京のアンティークショップでたまたま目にとまった古着の初おろしの妻。
3000円値切って1万5千円で求め、東本町のきものの小川さんで仕立て直して頂いた。
菊の小紋は着ている感じがしないほど軽いということだった。

食事券が付いていて、茶の後に季節の名物、大根炊きとおにぎりを食べて帰った。大抵お茶会は午後遅く伺っていた。本日はすがすがしい午前、早出して良かった。

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