2013年5月20日

牡丹はかすかにゴボウの香りがするか コムクドリはのんびり。

2013年5月20日(月曜日)

本日の在宅まわりで伺ったお宅に黄牡丹が活けられていた。長かった認知症の混乱が鎮まってきた97才のおばあさんのお宅、花が置かれているのを見て少しほっとした。

帰りがけ見事な牡丹に鼻を付けて匂いをかがせてもらった。不思議なことにかすかにゴボウに似た香りがすると思った。みんなそうかなと思って奥さんにお尋ねした。

「奥さん、牡丹って少しゴボウに似た匂いがしませんか?」

「あら、今ゴボウ煮てるんですよ、先生って鼻が良いんですね]

いやいや、こういうのを鼻が良いと言うのでしょうか?

改めて牡丹の匂いを嗅いでみないといけないな、と思いました。

 

家の周囲で早くもスズメの雛がかえって啼いている。まだ虫が少ないので親たちは朽ち木で虫を探したり、草むらの死骸などを運んでいるようだ。

一方不思議の鳥、コムクドリはまだ抱卵の気配がない。
マツの梢で上がメス、オスは頬や胸に模様があり羽にメタリックなブルーが見られる。

 

草むらで時には他のオスやメスがやってきて、小さな諍いが見られる。
巣は決まったようだ。虫が出始めるまで子作りを待っているのだろうか。

スズメなどと同じくコムクドリは一日一個ずつ合計5,6個の卵を産むという。最後の卵を産み終わると初めて抱卵するらしい。もしかしたらこのペアのメスは産卵の最中か。

抱卵は雌雄交替で暖める。昨年の観察では一羽が巣に入ると一羽が飛び出した。時には巣から出て待つこともあったが、替りが来ないとまた戻った。

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