北方文化博物館  ある種文化ディズニーランド。

2012年10月22日(月曜日)

昨日、新潟市の知人から新潟茶会に招かれていたので昼を挟んで北方文化博物館へ出かけた。

ススキのしつらえ初めて見るすすきのしつらえにびっくりした。

知人のお席で主客座に座らせられた。恥を掻かぬよう亭主のもてなしに精一杯応えてみた。60回記念ということで言祝ぎのお道具類が調和を保ち、お茶も美味しく秋が心身に染みた。

北方文化博物館は4回目だが、行くたびに拡充され来館者さんが増えている。

建物は多様でとても写しきれない。待ち時間の間に近くの部屋をまわって灯りを撮った。ほんの何分の一だが、白色電球たちが明治、大正、昭和の光と雰囲気を静かに伝えていた。

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台所の一隅に簡易なランプ。

 

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赤があしらわれたお洒落な振り子時計。

当館では江戸中期~近代の大地主の建物、調度品が極めて状態よく保存されている。そのためかっての農業のありようを頂点から驚きをもって俯瞰することが出来る。

20年数前に訪れた時は案外ひっそりとしていた。しかし現在広大な母屋のほか、複数の茶室に加え、多様な食堂・レストラン・カフェ、そのほかショップ、収蔵品展示館、宿泊施設などが充実展開されている。
駐車場のバス
この右に満車の大駐車場。

光芒
帰り道の光芒。同乗の妻が写しました。

スタッフはよく動く。テーマが生きていて手入れが良く、灯り一つとっても見飽きない。蒲原(かんばら)平野の豪農文化ディズニーランドともいうべきスケールの大きい博物館ではないだろうか。

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