コムクドリその2 ああオスは辛い、つがいはどうなるのだろう。

2012年6月13日(水曜日)

宣言された梅雨入りが見事に外さている。

 

このよい季節に子育てに励んたコムクドリの育児は何らかの理由で失敗したらしい。 二人には今後次のような問題がありそうだ。

 

①現在のウロを今後も巣として利用するか?
人家に近い、また厄介なムクドリも大勢いることから、メスは次もここを選ぶとは限らない。

 

②オスはこの先も夫としてつがいを続けられるか、次回のヒナは誰の子か?
どうして分かるのか、本日別のオスがやってきた。
鳥類のつがいは固いと言われる。しかし遺伝子の研究からかなりの鳥でメスは夫以外のオスの子を生むことがあるらしい。どんな場合でも夫だと思ったオスはせっせと子育てに協力するが。

 

i以下は今日見た様子です。

 

1よそよそしい二人毛繕いするメス(右)とオス(左上)。どこかよそよそしい空気。

 

2せっかく見つけたウロだもの
せっかく見つけた僕の巣穴。

 

3もう一度交尾を試みたようだがメスは逃げた。身ごもっているのか、嫌われたのか。

 

4現れたオス
現れたオス(上)を下のオスが追い払った。
追い払った方を従来のオスだと思いたい。

 

ああそれにしてもオスは大変だ。餌を追い、メスを追い、邪魔者(ムクドリ)を追い、ライバルを追う。つがいが成立するまで、感情論の隙間もなさそうだ。そして一旦成立した暁にはただ一途に思い込む、それだけ、、、。

 

よく目にするキジバトのつがいだけは非常に睦まじく写る。

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