2012年5月3日

チューリップ 貴重で運命的な遺産、現憲法。

2012年5月3日(木曜日)

毎年春らしい春を告げるチューリップが盛りを過ぎようとしている。

この花については妻が仕事場に植え続けているのを見ているうちに、段々と好きになった。

 

 

チューリップ
今年美術館と仕事場に咲いたけなげなチューリップたち。

チューリップはもともと可憐なうえ、品種改良によって美しさを飛躍させていたようだ。一方こちらも年のせいで、幼少に親しんだ花を懐かしむようなふしもある。

さて本日有り難い祝日は憲法記念日だった。不戦を謳う現憲法は世界遺産よりはるかに貴重かもしれない。それを貫くのは知性・理性・愛情など人間の柔らかな部分を核とする精神であり、ある意味芸術的な深さがあるのではないだろうか。

心勇ましいのは良いことだが好戦の短気は呉々も禁物だ。現憲法は決して遺物ではなかろう。それどころか精神は紛争の解決にますます付与し、平和へのリードが可能な貴重で運命的な遺産に見える。

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