同じ鳥でも ムクドリとハトは。

2012年3月4日(日曜日)

生き物に上下をつけたくないが本日午前、二種の鳥を見て如何ともし難い違いを感じた。

 

潟町の診療所二階屋根の軒下に毎年ムクドリが営巣する。「ギイギイ、ギャアギャア」と鳴き声は耳障りだ。しかもしばしば争い、壁に激突するほどの大騒ぎも演じる。

 

本日、車に乗ろうと外へ出るとまことに賑やかにやっている。大きなくちばしを開けて攻撃したり絡みあったり、周りも鳴いて騒ぎ立てる。延々と続きそうなので出かけた。

 

ムクドリメスあるいは巣を巡る騒ぎのようにも見えたが、よく解らない。

 

さて用を済ませて帰ると今度は頭上を白い鳥が横切った。伝書バトだ。サーッと羽音がして実に爽やか。騒がしいムクドリを見たばかりなのでハトの優美さがことさら引き立つ。

 

伝書バト久しぶりに見た伝書バト。さすが平和の象徴、静謐かつ優美だ。

 

人も社会も国も世界も、ハトの如くあればいいのに。この時期、ムクドリのように何かと攻撃し騒ぎ合うのは少々うんざり。

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