2012年1月31日

この雪に震えるばらの一花あり小さき御身色赤くして

2012年1月31日(火曜日)

連日の大雪警報。毎日恐れているが沿岸の上越市大潟区は今のところ豪雪を免れている。雪はおよそ4,50センチで助かる。

 

ニュースは山間部の凄まじい雪を知らせている。医療や学校まで閉ざされる状況では、一刻も早い自衛隊による救出が待たれる。

 

ばらの花
足許ばかり見ている雪の日々、庭にバラが咲いていたとは。

 

 この雪に震えるばらの一花あり小さき御身色赤くして

 

敢えて雪の庭に咲くのは花なりの訳があったにちがいない。半日、切るのをためらったが夕刻に切った。家ではたちまち部屋を華やかにしてさすがだった。

 

部屋のばら育てている妻によるとへりテージ(遺産、伝統)という名ということ。
普通こんなに赤くはないらしい。 

 

居間は暖かくて弱りも早い。明日は少々寒いが廊下へ移ってもらおう。翻弄しているようで、何か申し分けない感じもする。

 

連日、実家の両親の介護用件で忙しい妻は、見つけてくれてありがとうと言ったが。

 

追加:テレビで記憶術の番組を見終わると、急に妻がお目出度うと言った。午前零時を回っていて70才になっていた。セーターを頂戴した。では、ばらは自然がくれた祝いかもと考えてみた。70はいっそうほろ苦い。

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