再びの寒波 そして半だるまとは

2012年1月23日(月曜日)

晴天に恵まれた日の昨夜半、静かだった夜空が不気味にヒュー、と鳴った。今年二回目の冬将軍の訪れを告げる使者の声のようだった。

 

赤い壁の家出かけた先で見た赤い壁の建物。雪の日の風景は一種絵のように見える時がある。

 

今度はどの程度の寒波なのだろう。先週末テレビが知らせた上越地方の気象情報は今週は毎日雪ということだった。先週末そのことをある患者さんと話したら「大したことないかもしれませんよ“半だるま”ばっかりだから」、とおっしゃった。

 

初めて聞く“半だるま”とは、以下のようなことだった。

点々と降る雪が付いた雪だるまのマークは本降りだが、裸の雪だるまや雲が付いているのは“半だるま”。豪雪をもたらす本降りより弱めのマークということらしい。これは患者さんが思いついて、この方の家だけで通用している言葉だと仰った。恥ずかしそうに話されたがなかなかのものだと感心した。

 

どうか今週はその半だるま程度にしてもらいたい。

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