あたりで田植えは終り、弟が帰った

2010年5月23日(日曜日)

 朝から風雨に見舞われた日曜日。昼過ぎ宮城から来ていた弟一家が帰った。弟は「フォルテシモな豚飼い」を書いて以来面白い酪農家に加えて面白い文士の趣を漂わせ始めていた。

 

 彼独特の風土感覚と養豚法が話題となり宮城県知事などとも面会したらしい。昨夜の食事では昨今の芸術背景の浅さを嘆き、ペンネームや続編などの戯れ言をのたまって楽しかった。豚飼いの家の若い姪たちは、テレビもゲームも無く団らんと本で育ったので天使のようだ。それがいきなり私のスキを突いてくるので油断できない。

 

 樹下美術館のまわりは田植えの後、まるで湖と化した。しばらくは最も良い季節が続くだろう。

 

水田と樹下美術館 
先日晴れていた時の写真です。

頸城野の田面に浮かぶ樹下の舟 さきくあらまし三歳(みとせ)旅して  
                                     sousi

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