富士山麓から

2008年10月19日(日曜日)

  庭では野菊の仲間が盛りとなりました。路傍の花、野紺菊(ノコンギク)は毎年大変な勢いで増えます。その中から10年ほどかけて、濃い色のものを選んで育てていましたら前回掲載のように美しい紫色が残るようになりました。

ところで野紺菊にまじって最近咲きはじめたのが竜脳菊(リュウノウギク)です。関東以西で一般に見られる野菊だそうです。昨年秋、叔母が富士山麓の庭に育ったものを数株送ってくれました。日本海側の砂地にうまく育つか、少々心配でしたが、みごとに着きました。真っ白でやや小振りな花が、ゆっくり前下がりの姿勢で咲いています。さらに秋が深まると赤みを帯びてくるのも見ものと聞きました。

 

富士山のすそ野から来た白菊ですから白さが格別な風に思われます。そして地元の野紺菊と調子を取るように咲いているのは楽しい眺めです。秋遅くになりましたら両方とも株分けをして増やしてみます。来秋の賑わいに期待して。

 

※これまで竜王菊と記載していましたが、竜菊に訂正いたします。何かヘンだなと感じていましたところ、家内に指摘されました(10月25日)。

 

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