盛会のSPコンサート 上越あなどるなかれ。

2014年11月15日(土曜日)

初めてでも有り、随分宣伝させて頂いていた「SPレコードコンサート」が盛会のうちに終わりました。
ご来場の一部の方には隣のホールで聴いて頂かざるを得ませんでした。

さてハイフェッツのスラブ舞曲を聴き、コルトーのショパンのノクターンを聴きました。
それから10数才の美空ひばりの越後獅子を聞き、14才の江利チエミのテネシーワルツを聴きました。
これらがみな最高の蓄音機から最高の状態で流れたのです。

蓄音機二台の蓄音機、向こう側はルミエール。

皆様お集まりの皆さん。

プログラム後半のとんがり帽子、みかんの花咲く丘では、
ハミングが始まり、鼻すする声さえ聞こえました。
「南国土佐・・・」で、後ろで踊りおどる人もいたのです。
音楽の臨場感、その本質において蓄音機はCDを凌駕するのではないか、と心底思いました。

「いやー、音楽は一つですね。3大B(バッハ、ベートーベン、ブラームス)しかないと思っていたのが完全に間違いだったことを知りました」
とある方が仰いました。
なるほど本当にやってよかったなー、と思うのです。

若いお客様も見えて今夜ここだけの話になりますが、上越あなどるなかられ!日本もまだまだ捨てたもんじゃない!と、勝手に主催者の手前味噌的妄想を広げた次第です。

実はこの会を1年に1回、来年も今頃と漠然と考えていました。しかし本日蓄音機を提供された友人はもっとやりましょう、と言いました。来年4月、桜のころ、そしてそ   れ以後もまた開きたいと思っています。
本日はご来場の皆様、スタッフの皆様、蓄音機とレコードの厚い協力を頂きましたSさん、本当に有り難うございました。

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